伊集院光深夜の馬鹿力



2005年2月21日(月)放送分
今週はなんとライブドアの堀江社長が録音テープで出演!
伊集院さんとトークを繰り広げました。
その書き起こしと、あびる優に関する発言などを(笑)

(時報)
ナレーション(高畑アナ?):
この時間は
「伊集院光深夜の馬鹿力・韓流ブーム便乗企画、自称ヨン様総出演。
 負けたらコチュジャンふぐり擦りこみ、勝ったらキムチ汁風呂下半身浴。グー無しジャンケンスペシャル。」
をお送りする予定でしたが、一部番組内容を変更してお送りいたします。
「伊集院光深夜馬鹿力・緊急悪ふざけ報道特別番組。スクープ!ライブドア、ニッポン放送株取得騒動、暗躍する大きな黒い影。」
先週、水曜日午後二時、TBSラジオ内部において、とある陰謀が動き出した。

(テープ音源)
伊集院光:池田さん。
池田プロデューサー:はい。
伊集院:あの、今回のスペシャルウィークの所謂なんていうの、プレゼント予算っていうの?リスナー予算っていうの?あれ、いくらあるの?
池田:6万・・・
伊集院:6万あんの?
池田:6万あります。
伊集院:ちょっと、ちょっとさ、くれよ!
池田:え?
伊集院:俺にその6万をくれ。ちょっとくれ。
池田:「くれ」ってどういうこと?
伊集院:「くれ」っていうのは「くれ」ってこと。
池田:貸せってことですよね?
伊集院:いいから、ちょっとちょっと・・・ちょっとくれ。ちょっとくれ。
池田:え?あのー・・・
伊集院:ちょっと、だから6万・・・。お前、ヘタしたらその6万を使っちゃってる可能性も・・・
池田:ないないないない!
伊集院:でしょ?だからちょっと確認させてくれ。
池田:ほん・・・
伊集院:いいから!いいから!早く早く早く!あと、ポケットマネーで5万くれ。
池田:いや、それは何に使うん・・・
伊集院:何だとかじゃないんだよ!
    もう、スペシャルウィークすぐなんだから、ポケットマネーを5万くれよ。俺に。
池田:何に使うんです?とりあえず、さっきの・・・
伊集院:あるだろ?いちプロデューサーともなったらポケットマネーの5万ぐらいはよぉ。
    あと、高名な構成スタッフともなればお前は3万。
渡辺:え!?
伊集院:3万持ってるかどうかチェックだよ。
渡辺:チェックだけですよね?
伊集院:あんじゃん。合コンとかでも、なんかさぁモテル女チェックみたいなのと一緒だよ。
渡辺:別に僕は・・・
伊集院:3万チェックだから早く!ちょっと早く早く!
    柳沢、ディレクターだからお前も3万。
柳沢:え?俺もですかぁ!?
伊集院:砂川はADだから2万でいいや。
砂川:ええぇ?2万?
伊集院:いいから2万ね。田代はじゃ、まぁ1万でいいや。
田代:僕もですか?
伊集院:田代の1万ちょっと見せろ!はやく見せろ!田代!田代!早く見せろ!
    これちょっともう確認しないと、やっばいぞ!やっばいぞ!
    オッケー!なるほどねー!・・・あー、これ何沢諭吉だ?田代のは。
田代:え?「福沢」以外ないですよね?
伊集院:あー、「フツナツ」(?)かー。
田代:てゆーか、どうするんですか?そんなお金集めて。
伊集院:これに、俺の十万足して総額三十万ですよ。
田代:で、どうするんすか?
伊集院:あのー・・・スペシャルウィークで・・・みんなが喜ぶようになるの。
田代:そう言って、俺、喜んだの見たこと無いですもん。
伊集院:だいたいお前らとか、例えばスペシャルウィークがあるからっつって、
    渡辺のゲームキューブ貸してくれよっつってどうなった?
渡辺:こなごな・・・
伊集院:な?
渡辺:いや!「な?」じゃねーって!!
伊集院:説明なんかしてる時間ねーんだよ!閉まっちゃうんだよ!もうよー!
一同:えー?
伊集院:閉まっちゃうんだよ!
一同:待て待て待て!
池田:泥棒!!
(部屋(スタジオ?)を後にする伊集院。)

ナレーション:そのまま姿を消す、主謀者・伊集院光。


で、結局伊集院さんがその三十万円で何を買ったかというと、
ニッポン放送の株(40株分)だったのでした!


ナレーション:何と、放送業界の一大事をしり目に金儲けを企む伊集院と深夜の馬鹿力スタッフ。
       そして、翌・金曜午後一時、欲望うごめくTBSビックハットビルにライブドア堀江貴文社長がやって来た。

(再びテープ音源)
伊集院:えー、今日はお忙しい中どうもありがとうございます。
    じゃ、とりあえず自己紹介からお願いします!
堀江貴文:えーっと、ライブドア社長の堀江でございます。
伊集院:伊集院光です!
堀江:宜しくお願いします(笑)
伊集院:えー、今日、こういう会を持ったのはですね・・・。
    お話が、一つございまして。・・・あのー、今新聞発表とかによると・・・
堀江:えぇ。
伊集院:堀江さんは・・・結構、こう、ニッポン放送の株を持ってると。
堀江:はい。
伊集院:沢山持ってると。
堀江:はい。
伊集院:・・・実はですねぇ、僕も持ってるんですよ。
堀江:素晴らしいじゃないですか。
伊集院:はい。あの、僕あのー、昨日の夕方、40株買ったんですよ。
堀江:ほー・・・
伊集院:これをー・・・「お譲りしてもいいよ」っていう。
堀江:はははははは・・・(笑)
伊集院:ま、どーしてもって言うんならですよ?どーしてもって言うんなら、お譲りしなくはないっていう・・・
    まぁ、そういう、密談なんですけど。
堀江:あの、これ、だから、密談で買えないんですよ。
伊集院:駄目なんですか!?
堀江:えぇ。
伊集院:えっ!? 内緒・・・、俺、全然、なんか、時間外取引とか、TOBとか、差値とか・・・
    俺、株の知識終わりですけど(笑) ・・・駄目なんですか?堀江さんの立場はもう買えないんですか?
堀江:あの、市場では買えるんですけどね。
伊集院:はい。
堀江:市場に、その、伊集院さんが、私が・・・、幾らで伊集院さんが売るのか知らない状態で
   今、何処かで売ってもらって、それを、まぁ、偶然買えるっていうのはいいんですけど。
伊集院:え!?ちょ・・ちょっと・・・!おい・・ど・・・
    (スタッフに向かって)おい、お前!話違うじゃねーかよ!おいおい!
    とりあえず持ってる金で買って、堀江に売りつけりゃ大儲けって話だったんじゃねーか!
    (堀江社長に向かって)駄目なんですか!?
堀江:それは駄目なんです。今は。それをやるとしたら、私は「幾らで買います」っていう風に言わなきゃいけないんです。
伊集院:それ、TOB?
堀江:そう、TOB。
伊集院:(スタッフに向かって)おいおい!話、違う・・・。昨日はアレだぞお前!!
堀江:でも、それはほら、確率的にこれからどうなるかはわからないですから、
   いつかは、買うかもしれないし、使わないかもしれないし・・・。それは決まってないですから今は。
伊集院:ったら、俺の40株が決め手になるかもしんないじゃないですか!?
堀江:もしかしたら、そうかも知れない。
伊集院:じゃあ、俺が今から「すみません。やっぱ、収録、無かった事で。」って言っていって、
    日枝さんのトコに持って行っても、使えないんですか?
堀江:まぁ、日枝さんは「5950円でしか買わないよ」って言ってたから・・・
伊集院:いやいや!駄目ですよ!これ俺、6710円で買いましたもん。
堀江:だから、それは売ったら損します。
伊集院:え"〜〜、(スタッフに向かって)おい何いきなり暗礁に乗り上げてるん・・・儲け話だってみんなで盛り上がったじゃねーかよ!?
堀江:(笑)
伊集院:堀江さん因みに・・・、堀江さんは発表では何株くらい持ってるんですか?
堀江:えーっと、一千百・・・何十万株っていう・・・ まぁ、大体35%ぐらい。当時で。取得した当時で。    
伊集院:あー、そうなんすか!俺の40株・・・ あー、そうなの?・・・俺・・・あっそう・・・
堀江:ただねぇ、それは、株主の権利は行使できますから例えば株主総会で、まぁ議決権、51%持つっていうのは凄く大事な事で。
伊集院:はい。
堀江:まぁ、51%っというか、50%以上ですね。を持つと、その会社を、
   基本的には取締役を選任できたりとか重要な事を大抵は出来るんですね。
伊集院:はい。
堀江:で、その時に、まぁ、我々に例えば賛成していただくとか。株主総会に出て。
伊集院:40株分のパワーが。
堀江:とかね。そういうことは出来るようになりますけどね。
   まぁ、それは我々の意見を聞いて「我々はこういう風にニッポン放送の事業をしていきます」と。
   で、ひいては「株主価値が上がって株価が上昇するかもしれません」ということを言って、我々は株主総会に臨むんですよ。
伊集院:はい。はい。
堀江:で、株主はどっちかに賛成する権利があるわけです。
伊集院:そうですよね。はい、はい。
堀江:そうすると、我々も当然株主提案としますから、「我々はこういう取締役を送り込んで、こういう事業をしたい」と。
   そして、「ニッポン放送はこういう風にして儲かるんだ」っていうことを、株主に対してうったえて、それに賛成してもらう人は
   そっちに賛成票を投じる、と。そうすると我々が・・・まぁ我々がプランした通りにニッポン放送できて、
   ひいては株価が上がって、伊集院さんが儲かると。
伊集院:例えば、・・・例えば堀江さんが・・・一番分かりやすいところで言うと、「堀江貴文のオールナイトニッポン」がやりたい、と。
    株主総会で言うとしますよね?
堀江:えぇ。
伊集院:そりゃもう、日枝さんは反対ですよ(笑)。そりゃ、平成教育委員会も止めるくらいですから。反対じゃないですか?   
堀江:ははは(笑)
伊集院:そん時に俺が、俺の40株で「どうしよっかなぁ?」みたいになった時に、(堀江さんは)得する事とかあるんすか?
堀江:それは、自分で判断するしかないんですよ。
伊集院:あー、なんか、ちょっと僕のプランと変わってるのは・・・
    僕、すっごい堀江さんより高いところから(モノを)言えるような気がして臨んできたんですけど。
堀江:ははは(笑)
伊集院:「欲しくねーの!?堀江!?」ぐらいの。あ、そういうんじゃないんだ・・・。
堀江:うん。
伊集院:あっそうなんだ・・・
堀江:いや、あのー・・・ねぇ、できれば市場で買い集めたいですけども、個別交渉ってのは今、出来ないんですよね。
伊集院:あー、(スタッフに向かって)なんだ、お前ら、番組予算にまで手を付けたけど、どうする?お前?どうする・・・?
堀江:でも、それはほら、あれじゃないですか。あのー、市場で売ってもいいし、三月末まで持ってると、議決権ってもらえるんですね。
   で、六月の株主総会で・・・ 見学に来ると面白いと思いますよ。
伊集院:あぁー・・・ 高っけーチケットだなー!おい!そう考えたら。
    っあ! じゃあ、ちょっとお願いの方向性を変えたいと思うんですけど。
堀江:はい。
伊集院:あのー、ニッポン放送買おうとしてますよね。ニッポン放送の株を買おうとしてますよね?
堀江:うん。
伊集院:でー、そのー、ニッポン放送の51%以上の株主になると、
堀江:うん。
伊集院:ニッポン放送の偉い人とかは、ある意味堀江さんが決められるわけですよね?その人、偉い人にするとか。
堀江:そうですね。偉い人っていうか、取締役ですね。
伊集院:ライブドアの時って、ゼネラルマネージャーに小島さんっていう、僕もまぁ知ってるんですけど、
    小島さんっていう、普通のお兄ちゃん。パッと見。
堀江:えぇ。
伊集院:いきなり起用したじゃないですか?
堀江:はい。
伊集院:で、ですね。俺をニッポン放送の取締役に指名してもらうことはできないかっていう、こういう相談なんですけど。
堀江:それは、そのー、可能性として無いことは無いです。
伊集院:うお、ぅお!?・・・え?可能性として無いことは無いですか?
堀江:そうなんですよ。
伊集院:だって、堀江さんが直で取締役にいくわけじゃないでしょ?当然。
堀江:いや、私も行くと思いますよ。もし、やるとするならば。
伊集院:連れてって!
堀江:ははは(笑)
伊集院:連れてって!お願いだから!
堀江:それは、その、これから、もしそういうことをやるんであれば、相談をして・・・あるいは、やっぱりこういう場合だったら、
   もっと沢山買って、共同で「じゃあやりましょうか」とかっていう話になれば、そういうこともあるかもしれないですけど。
伊集院:ちょっとまってください(笑) 40・・・、また40の話に戻るんですけど、そうなると、どれくらい持ってると俺、発言力・・・
    そういう、「ちょっと俺、取締役して」(と言えるようになるには)は何%くらいいるんですかね?
堀江:それは、当事者間で決めることですねぇ・・。
伊集院:あ、そっかー・・・。40じゃまだちょっと話にならない?
堀江:でも、(伊集院を取締役に据えることは)おもしろそうな気はしますねぇ。
伊集院:でしょう!でしょう!あの、小島君っていうのは、ゼネラルマネージャーになってるけど、元々、新庄選手の通訳で
    バイタリティーもあるし、野球知識もあるんですよ。
堀江:うん。
伊集院:で、それを、いきなり起用したじゃないですか。
堀江:うん。
伊集院:周りのみんなはビックリしましたよね?元・プロ野球OBをつかうのかとか思っていたところに、
    いきなり無名の若者にいったわけじゃないですか。
堀江:うん。
伊集院:(小声で)これねー・・・色々こっちにも事情があるんですよ。
堀江:はい。
伊集院:・・・僕、あのー、今から十年前にニッポン放送をしくじりましてですね。
堀江:あ、そうなんですか?
伊集院:はい。で、十年間、出入り禁止になっておりまして。
堀江:え!?ホントですか?
伊集院:はい。
堀江:え?昔やってましたよね?
伊集院:はい!僕ねー、今でこそTBSにいますけども、僕、ニッポン放送生れのニッポン放送育ちの・・・
    なんていうんですか・・・ ママも・・・ ・・・だから!ガラスの向こう(スタッフ)うるさい!
    お前も連れて行くから!俺が取締役になった時にはお前も(スタッフ)なんか警備とかやらせるって!
堀江:ははは(笑)
伊集院:それがー・・・、しかも、その時の(十年間出入り禁止になった)理由が、六本木のとある居酒屋で、
    まぁ、その当時やや偉い人の首根っこを掴んで、一本背負いにしちゃったことが一番の原因なんですけど(笑)
堀江:ははははは(笑)
伊集院:その人、未だに偉いんですよ。ってゆーか、もっと偉くなってるんで・・・。
堀江:あー。
伊集院:僕ー、オールナイトの1部をやりたいんですよ。
堀江:へぇー。
伊集院:でー、ほら取締や・・・(笑) (スタッフに向かって)いや、だから密談だから聞くな!(笑) お前らは。
    そいつ(一本背負いをした相手)より偉くなっちゃたらまた戻れるな、みたいな(笑)
堀江:あーなるほど。なるほど。
伊集院:じゃあ、もっと手っ取り早いことがあるんですけど、
    XXX(←ビータースイートサンバのメロディで消去)さんって人をクビにしてもらえませんかね?駄目っすか?(笑)
    あれやってもらうと一気に僕戻れるような気がするんですけど。そういうのじゃないんですか?
堀江:見てみないとそんなのわかんないじゃないですか(苦笑)。そんな・・・
伊集院:チョコボールみたいな顔したやつですよ。えぇえぇ(笑)
堀江:いきなり経営陣になったからといって、人事を自由に出来るということではなくて、
   それはちゃんとフェアに決めなければいけないし、人の首なんていうのは簡単に切れるもんじゃないんですよ。
伊集院:そこなんですよね。
堀江:うん。
伊集院:なんか、テレビとか観てたりとか、それこそラジオ局の人とかに訊くと
    「もう、ライブドアが買ったら(ライブドアに買収されたら)、即行みんなクビだぞ。」みたいなことを平気で言うんですよ。
堀江:そんなわきゃないじゃないですか。そんなわけないじゃないですか。
伊集院:そういうんじゃないの?
堀江:えぇ。我々、今まで買収した会社で積極的に「お前クビだ」って言っていう風にしてクビにした例ってないんですよ。
   もちろん、給料が下がって勝手に辞めていくって例はありますけど。その、ねぇ。
   そういう風にすると、大体、買収した会社の人たちってモチベーション下がっちゃうんですよね。
伊集院:むしろ、こっちが買ったら、「前よりイイじゃん」。の方に・・・前より、
    もしくは「努力すれば報われるじゃん」みたいなことの方をやっていかないと駄目だから・・・ 
堀江:うん。
伊集院:じゃあ結論としては、じゃあ森谷さんクビになんない?
堀江:いや、それは・・・(苦笑)
伊集院:そうなんだぁ。
堀江:そういう風にはできないですね。
伊集院:っなんだアイツ、もっかいぶん投げてやろうかな。っちきしょう!
堀江:はははははは(笑)
伊集院:俺、TBSに残るわ。じゃあ。ねぇ。
堀江:はは(笑)
伊集院:アレは?じゃあ。ニッポン放送の取締役はあきらめますから・・・
    ヤクルトのGMしてもらえませんかね?
堀江:はははははは(笑) それはフジテレビさんに聞いてみないとわからないです。
   フジテレビさんっていうか、ヤクルトさんですよね。今は。
伊集院:でも、凄いですよね。俺達わかんなかったけど、ニッポン放送がフジテレビの株主だってこともわかんなかったし、
    で、そのニッポン放送の株を取るとフジテレビのことにも影響してくる上に、ディノスとかああいうのも全部そういうことですか?
堀江:そうそう。そうなんですよ。
伊集院:最終的にどうしたいんですか?それを。
堀江:それは、やっぱり全体的に、ITの活用・インターネットの活用っていうのが僕的に言うと遅れてると思うんですよね。 
伊集院:うん。
堀江:例えば、テレビドラマひとつとってみてもお隣の韓国ってすごい進んでるんですよ。
伊集院:うん。
堀江:例えば冬ソナ。冬ソナって途中でシナリオをとかをどんどん変えてるんですよ。
伊集院:ふん。
堀江:で、ペ・ヨンジュンは最後、死ぬことになってたんですよ。
伊集院:でたでた!え?そうなんすか?
堀江:最初のあの脚本ではペ・ヨンジュンは死ぬ事になってたんだけど・・・で、死にそうな感じだったんですよ。ストーリーも。
伊集院:はい。
堀江:そしたら、視聴者の方々から五万人から「ヨン様死なせたらお前のテレビ局は絶対見ないぞ。二度と見ないぞ。」っていう
   メールとかが、もうブワッーと来て、それで変えたんですよ。途中で。
   いや、これは別に極端な例ですけども、韓国のドラマっていうのは視聴者からの意見がメールでリアルタイムに入ってきて、
   それを見ながらシナリオ変えてってんですよね。
伊集院:おもしろい。
堀江:だって、お客さんが喜ぶものを作るのが当たり前じゃないですか。
伊集院:うん。
堀江:で、今のテレビでもラジオでもそうですけど、作り手側があまりにも一人よがりすぎる部分が多い。
伊集院:うん。
堀江:「俺はこう思ってこれが楽しいから、こうしたらみんなも楽しいはずだ。」って思ってやってるわけですよ。
伊集院:うんうんうん。
堀江:確かにそれは当たることもあるんですけど、当たる確率も割と高いと思うんですけど。
   さらに、そこにユーザーからのフィードバックがリアルタイムにネットに入ってきたらもっと良くなるはずですよね。
伊集院:そっちの方向かぁ。「アイツをクビにしよう」とかそういうことじゃないんだぁ。
堀江:そうそうそうそう。良くしていこうっていう、例えばね。これは一つの活用例ですけども、他にもいろいろできますけども。
   例えばこういうことができたりとかすると、要は映像作品がどんどんレベルアップしてくるわけですよ。
伊集院:ていうことは、アレだ。40株じゃねーんだよ。40株とか買うんじゃなくて・・・
    ニッポン放送買い終わってから、メールで「伊集院さんのオールナイトニッポンをやりましょう」
    ってみんなでいっぱい出せばよかったんだ。
堀江:あぁ、だからそういうのはアリですよね。
伊集院:(スタッフに向かって)ほら!アリだったじゃねーかよ!お前らなんかは連れていかないかんね。そんなのはね。
    お前らはここでのたれ死ね!俺は堀江さんと違ってばんばんクビ切る主義だから。ばんばん!
堀江:ははは・・・(笑)
伊集院:お前らのせいだって主義だから。 あぁー・・・そういうことかぁ・・・。
    わかりました。僕ちょっとあのー、40株の使い道ももう考えなきゃいけないんで、今日のところはこのくらいにしますんで・・・。
堀江:じゃあ、これから、我々がこういう事をやっていくつもりなわけですよ。
伊集院:はい。
堀江:要はニッポン放送の番組も良くしていくつもりなんですね。そういうポジティブフィードバックを利用して。
   それ以外にもちろんネットと連動させた企画ってのはいっぱい考えてるんですけど。
   こういうのをやると、もしそのニッポン放送の企業価値が上がると思われるんであれば、
   持っておけばいいわけですよ。株は。
伊集院:難しいな。持ってようかな。どうしようかな。
堀江:いや、要は、それは、僕らにどれだけ期待をできるかってことですよ。
伊集院:今、いっこ思い出したことあるんですわ。
堀江:うん?
伊集院:ここTBSのスタジオなんで、これ以上はヤバイですわ。
堀江:ははは(笑)
伊集院:これ以上はヤバイんで(笑) どうも堀江さんありがとうございました。
堀江:どうも。
伊集院:もしニッポン放送を買った際にはですね。おもしろいラジオパーソナリオティが居るということをいっこ覚えておいていただいて(笑)
堀江:是非、なんか、株主総会とか来てほしいですよね。
伊集院:見に行こうかな?見に行こうかな?俺。俺、見に行っちゃおうかな!?
    (スタッフに向かって)一緒に行く?・・・とりあえず、行ってくるわ。とりあえず行く。
堀江:(笑)
伊集院:どうも、あの、ありがとうございました。
堀江:どうも、ありがとうございました。
伊集院:(小声でつぶやくように)もくろみ外れたなぁ・・・。
※テープ音源終了。

(OP挿入音)
月曜ジャンク!伊集院光深夜の馬鹿力!
「騒動に乗じてお金を儲けようとしたり、出世をしようとするとロクなこと無しスペシャル!」

(オープニングテーマ)

どうする!?株!?40株、ニッポン放送の株さぁ・・・。
いやいや、なんか今、金返せみてーな空気になってるけど、色々おかしいかんね。
だって俺は貰った金じゃん!
(略)
ぶっちゃけ言おうか?・・・盛り上がったじゃん。
俺が株を買って来た後に書類をみんなに見せた時にすげー盛り上がったじゃんか。
俺は「絶対堀江は買う」と。「ホリエモンは金に糸目をつけねぇ」発言に。ね?
意味わかんねーんだけど、その部分のテープはあまりにも恥ずかしいから流してませんけれども、
「堀江は35%持ってるけど、俺は40株持ってるから俺の勝ち」みたいな理論まで・・・
お前ら全員うなずいたじゃん。「%」と「株」じゃ全然違うのにもかかわらず、もの凄いうなずいたじゃないですか。
あとさぁ、株買うとさぁ、家にさぁ、「こういう株買いました」っていうさぁ証明書みたいのバンバン来んのよ。
それをカミさんが見てっから、
「何お前27万も・・・この婿養子勝手に株ぶっこんでんの?」みたいな話になってんのよ。今。
絶対絶命なんだってさぁ・・・!もう・・・!
だからぁ・・・あれよ?なんつったらいいのかなぁ?
今のテープを聴いてね。特にですよ。僕が思うことはフジテレビの日枝さんとか、ね。
ニッポン放送のあのー・・・ピーナッツみたいな顔した人とか、それからあと、TB・・・
TBSの内部の偉い人ですよ!!
これが額面通り俺が暗躍したみたいに受け取った日には・・・
だからアレですよ?元々は凄く小さい事を誇張して言った・・・
なんすか、カミングダウトですよ。所謂、僕の。
僕のカミングダウトだったり・・・ 大丈夫か?事務所的には!?
まぁ、いいわ。事務所的は一応公式コメントとして「謹慎させます」出してるんですから、
名前を出さなきゃいいんだろ?批判をあびるけど!
浴びる(あびる)けどね!
名前を言わなければいいんでしょ?
何人敵にまわすんだよ!?一回の放送でよー!帰るところ無しか!
家族も無いし。家族も無し。ね。で、プロダクション無し。ね?
ここ無し、古巣無し!なんだ!?もう。これ、無い無いづくしか!?
なんか、批判をあびるとか、ゆうなよ!!
もう!そういうのはー!ねぇ!?
ホントにもう・・・(僕は)かわいいもんですよ。
向こう(あびる優)は店潰したなんていうのを笑い話にしてたんですよ?
こっちは、自分が被害受けてる話じゃないですか?
ホントにさぁ、もうー・・・どうしよう?(笑)

(略)

構成の渡辺くんなんかはあれだもんね?
「韓流ブーム便乗企画、自称ヨン様総出演。勝ったらコチュジャンふぐり擦りこみ、
 負けたらキムチ汁風呂下半身浴。グー無しジャンケンスペシャル。」やりたかったんだもんね?
どっちころんでも自称ヨン様のそっくりさんがヒーヒー言うっていうだけの(笑)
強かったなぁガーナのヨン様。眼鏡掛けてるだけ。
「冬ソナ一回も見たことねー」つって。「ヨン様って言うと金くれるらしい。」つって来て(笑)
ほれで、ふぐりに凄い勢いでコチュジャン擦りこまれて。アーヒアーヒ言ってたな。
あれをオンエアすればよかったんだけど(笑)


今週はこんな感じです。
あびる発言は昔の伊集院さんを髣髴とさせる爆弾トークという感じで(?)とても評判が良かったようです(笑)




※書き起こし文は便宜上、必要最小限の範囲で、表現を改めたり削除した箇所があります。
※誤字・脱字がありましたら教えていただけると幸いです。

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