伊集院光深夜の馬鹿力



2005年3月14日(月)放送分
今週は、個人情報保護法の話と、タニシ長者他。

今週気付いたこと。
「個人情報保護法って・・・、今更だけどなんかヤバイね。あれね。」
月曜JUNK伊集院光深夜の馬鹿力!

なんかさぁ、個人情報保護法とかさぁ、なんか、4月?
4月1日からなんかこう、施行されるとか言うじゃん?
あれ、なんかさぁ、俺あんま関係ねーかな?と思ったら、ズゲー関係あるみたいな、なんか最近。
最近になって気付いたけど。
あのねぇ、基本的に僕がいつも政治改革を口にする時はいたづらに口にしています。
あと、エゴね(笑) 基本的にエゴでしか・・・
「俺に関係あるやつはちょっと困るよ」みたいになりますから。
別に「aikoの顔かわいいって言ったやつ死刑」みたいなのは全然なってもいい。
明日いきなり施行されても「当然じゃねーの?」みたいな感じで、全然いいですし、
なんかこう「女性とエッチは一生のうち5人まで」って決められても
「まだ、余裕あるんじゃねーの?」みたいなことに全然なりますから、
それを横暴だと思ったりすることは無いですけど、あの、全然反対とかはないですけど、
“秋葉原が路上禁煙”とかになったら急に怒り出しますから、急にイライラしますんで、一番悪い例ですよね。
一番悪い例の法律とかに対する意見(の出し方)ですけど、

なんかさ、個人情報保護法とかさぁ、最初言っていた時はさぁ、
なんかこう、「ジャーナリズムが」みたいな話を凄い聞いた・・・。
ジャーナリズムが政治家のスキャンダルとかを暴く時に
「その情報どっから手に入れたんだ?」みたいな事からどうのこうとかになったりとか、
知んねーとこからダイレクトメールとかいっぱい来なくなるみたいな、
そういうやつですよ?みたいなことを言っていた気がして、
なんか、またあれですよ。ほほ〜んみたいな感じでね。
いつも、片方の・・・右の方のキンタマ袋を引っ張るノルマの方がまだ300引っ張りくらいあるっていうんで
引っ張る事の方に大変でしたよ。基本的には。
なんかね・・・ 俺、まだ調べてないからよく解らないんだけど、
やっぱりね放送業界とか大変なんだよね?個人情報がいっぱい集まるから。ね。
ほら、みんなが、チンポだなんだ書いて来てるハガキあるでしょ?
あれ個人情報のかたまりなんだね(笑)
いや、自覚がなかったわけじゃないんだよ?
あれに関してはすごいプライバシーも入ってるから・・・
あと何?
(FMのDJ風の喋り方で)みんなからのさぁ、心がダイレクトに俺に届くさぁ・・・
ひとつのなんつーのかなぁ・・・テレパシーを・・・
わかんねー(笑) 思ったことがねーから(笑)
そういうやつだとは思ってたけどけど。
それをなんか、法律的に、あれは完全な個人情報で・・・
ハガキの束とかがいっぱい来るじゃないですか。
それで、残念ながらボツになったやつとか、読まれたたつとかも、
束にすると結構な長さ・・・大きさになるわけですよ。
なったやつを、今までこれが個人情報だと思ったことないじゃんか。
なんか所謂さぁ、
人生という真夜中のサンダーロードに迷いつづけている寂しがり屋のテディたちの、
何かそういう気持ちの固まりなんだっていうことは俺ずっと思ってたけれども。ね。
あれ、個人情報じゃないですか。
今、メールでいっぱいもらったりしてるやつも一応、住所とかノベルティ送るからってことで
本名とか書いてもらったりしてますけど、あれ個人情報です。
で、それはわかってるし、TBSも法律になる前から
まぁ、一応は考えうるセキュリティーとかはしてるんだけれども・・・
そういう意味ではやってきたんだけども、
これ、法律で罰則規定みたいのいっぱい出来てくると・・・
やっぱ、企業っていうのは・・・

法律の中にね、そういう沢山の個人情報を扱う企業はそれをすっげい管理してねーと、
盗んだ奴は盗んだ奴で悪りーかもしんねーけど、
管理が甘かったって判断されたら、お前らも言っとくけどケツバットになっかんね!みたいな。
すっごいケツバット。強いやついくよ?みたいな、感じの法律になってるんですよ。
漏れた重要度によっては釘ケツバットとかもあるし、
釘ケツバットの縦があるよ?っていう(笑)
釘ケツバットのヘッドの部分は油が塗ってあるうえに細いからスッって入るけど、
途中からは、釘がいくけど戻らなねぇっていう角度でいっぱい打ってあるやつのやつ。
やつのやつが来るぞ、みたいな。そういうこう・・・
ホントに興味がある人はちゃんとした文章調べてね(笑)
俺の解釈はそういうのがあるから、もう、とにかくTBSも全社を挙げて
それをもう一度徹底しようってのやってるわけですよ。

ったらさ・・・これ・・・
これも冗談だと思われたら損だよね?(以下真面目な話)
俺、メールもハガキも基本的に全部目を通すじゃん。
その通すスピードはみんなが見たら、書いた人が見たら
「お前そのスピードでボツにしてるの?俺の。」っていうのはある。
あるけど、俺、一応見るんですよ。見る人なんですよ。
見てボツとかいうのはやるんですよ。
一応、ハガキは全部見て、メールに関してはフェアを期したいから、
コーナーのところにちゃんとコーナーのものとしてちゃんと来てるやつは全部見るから、
担当のやつにコーナー以外の事が入ってるものだけは切ってくれ、と。
それ以外は見るっていう。
今時、どんなだよ?っていうぐらいちゃんと僕はやってる人ね。
やってる人・・・だから、変な話、局に来てから、
今日・・・しかも(深夜)1時の番組を5時とかに入ってて、
どんだけ家に居づれんだ!?オメーは?っていうそういう感じでやっても間に合わないから、
週に何回かハガキを構成の渡辺に家に届けさせて見るんですよ僕。
こうやって見て、それも家で捨てたりはしないですよ。
ちゃんとこれは一応読む候補です、と。
これは、ボツの候補なんでもう一回TBSに持って帰ってくださいっていう事を
構成の渡辺にやらせてるわけですけど、恐らくこれがアウトなんですよ。

要するにTBSの中でしかも・・・
ハガキルームを鍵付き・・・簡易鍵みたいのは付いてるんですけど、
完全セキュリティの鍵を付けて、ちゃんとパスワードとかもきちんと発行して、
で、しかも「身分としてきちんとしてんのか?お前は」みたいなやつを
わかったやつにだけ発行して・・・みたいな話になんだけど、
なんかそういうさぁ、ちゃんとした身分のやつって夜来ねーじゃん!TBSに。家で寝てんじゃん。
で、俺みたいな叩けば埃(ほこり)が出るやつが夜居るじゃんか。ね!?(笑)
バンバン埃を、早く埃全部出しきろうと思ったら、
下が破れて中の綿(わた)まで全部出ちゃうみたいなやつ・・・
えー!?この布団もう使えねーじゃん!みたいな感じのやつしか徹夜で仕事なんかしてねーから、
変な話、俺、いま時間あるから構成の渡辺に「ハガキ持って来て」とかっていう事は出来ない・・・
構成の渡辺なんて、もう、静電気にチリが集まって出来てるような埃のやつだから(笑)
よく、梅雨どきにさ、雨どいの所に蚊がほわ〜って居んじゃん。
あんぐらいのもんですよ。人間のレベルとしては。それの人っぽい形(かたち)のやつですから。
その、セキュリティ審査に受かるとも限らないじゃないですか。
そうすると、今後どうやってハガキを選べばいいのかがわからないわけですよ。
僕の解決案としてはTBSの中に部屋をくれっていうのがあるんですよ。
僕、そこで家族と暮らしますから(笑)
そうすると、(ハガキを)局外には持ち出さないってことは出来ますけど。
今のやり方で・・・ちょっと変な話、「丁寧にハガキを読みます」みたいなクソ童貞くさい感覚?俺の。
(そういう)感覚で、ラジオを続けることはかなり難しいってことなんですよ。
(以下略)


もう一つ、伊集院さんが好きだという昔話のフリートーク。

個人情報保護もそうですけど、あのー、いろんな世の中びっくりすることがあるっていう話を。
ま、僕は昔話がすっごい好きな人なんですよ。
昔話が好きで、まぁ、個人的にいろんな昔話の本とかを買ってくるのが好きなんですけど。
でねぇ、あのー、なんかこう民話集みたいのを買ったんです。また。
それは、松谷・・・松谷・・・えーっと、みよ子さんかなぁ?よね子さんかなぁ?
松谷みよ子さんかな?有名な民俗学とか調べてる人なんだけど、その人が方々に行って、
おばあちゃんとか取材してわりとこう口語のまま原型に近いようなそのー、昔ばなし・民話を集めてきてる本で。
だから、わりとアバウトな感じの昔ばなしがいっぱい載ってる本買ったんだけど、
そこに、『タニシ長者』っていう。
『タニシ長者』ってもくじに書いてあって、いっぱい載ってるんだけど、
タニシ長者なんか俺の記憶の中では、昔こう。まんが日本昔ばなしでテレビでやってた時に・・・
あのー、なんつーの?・・・俺たちの世代なら覚えてるんだろーけど、
文庫本くらいの大きさの中に5話分くらい、うっすーいさぁ、一話一話が書いてある、
なんか、あのー、例えば桃太郎。パック1には桃太郎、かぐや姫。
で、一寸法師、浦島太郎、団地妻・天然マゾヒスト、の5本が(笑)
5本が入ってるっていう、そういう本があって(笑)
あってね、えぇえぇえぇ(笑)あのー、もちろん絵は『まんが日本昔ばなし』の絵ですよ?
団地妻・天然マゾヒストもそうですけど(笑)

ま、その本があって、その中に絶対タニシ長者っていう本はあったし、
俺、持っていたのは覚えてんだけど、はて?タニシ長者ってどういう話だったっけ?
ってのが思い出せなくて、ま、読んでみたんですけど・・・
ぶっとんでた!タニシ長者。
あのねー、まずね、40歳くらいの、おじさんとおばさんが真面目だけど、貧乏してるんですよ。
貧乏してて、でいて、真面目に働いてるんですよ。
で、水神様にいつもお願いしてて、「子供が欲しい」と。
でも、毎日毎日、「子供欲しい子供欲しい」っていう話をしてるわけですよ。
でま、あまりに聞いちゃくれないんで、もう、最後の方には、
もうね、カエルでも。あ、いや、もうタニシとかでもいい!小粒の!?
あのー、タニシとかでもいいから、とにかく子供くれって言ったら、
その最低限のレベルで叶えてくれるっていう(笑)
要するに、文章的にも
「カエルでもタニシでもいい・・・最悪ね?最悪だよ!?」っていう。
「十万貸して!十万貸して!いくら持ってるの!?・・・・じゃあ、もういいや、最悪千円貸して。」
の千円(笑) 水神様で。
しかも、40年間ずーっとお祈りしてんのに、ですよ?水神様が。
でいて、田んぼで急に陣痛がしてくるわけ。何の前触れもなくだよ。
その日のお祈りは何日目だったからとか、
その日の祈りにはお供え物がこうだったからみたいな理由は無く
突然その40歳のおばちゃんの方が
「イタタタ・・・痛い痛い!陣痛だ、陣痛だー!」って言って
こりゃ大変だっていって、産婆さんを呼んだら生れたのがタニシなんですよ。
5ミリ直径なんてさ、こんな細かいクソ鹿でもしねーんだけど、陣痛、大陣痛なんですよ。これが。

で、タニシが生れるわけですよ。これはもう水神様が・・・
欲の無い夫婦だから「水神様が叶えてくてた」っていうんで、
もうすっごい「タニシだって子供だ。」「子供なんだから私たちの。」っていうんで
「よかったよかった。」っていってお椀の中にタニシを入れて神棚に置いて大事に育てるんですよ。
で、20年間・・・。・・・一切育ちません(笑)!一切(笑)
1ミリも大きくなりません。1ミリも大きくならない(笑)
すんごい真面目にやってるのに。もう60ですよ?この夫婦。
もう、20年経ったあたりで、ちょっと、おじいちゃんの方もちょっと愚痴なのかな?
まぁ、ね。「水神様はたしかに子供を授けてくれたけども・・・」
タニシで20年間ね、「ちっとも大きくならないし、うんともすんとも言わない」と(笑)
なんかこう、不満じゃねーけど、不満じゃねーけど、あの、「父さん母さん」みたいなね。
「一言くらい言ってくれてもいいんじゃないかな?」
・・・まぁ不満はねーけど。ありがてーけどね、っていう。
でいて、なんかこう、私たちも年寄りになってきたから米俵を年貢でね、
庄屋に届けるのでも結構つらいじゃん?
子供が馬で持って行ってくれたりとかしたらいいけど・・・(タニシの)まんまはねーじゃん?
みたいな感じのことをポソッと言ったら、次の日、突然喋るんですよ(笑)
で、この水神様が相当鈍感みたいなんですよ。要は。
「言えばいいじゃん?」と。「言ってよ!?」と(笑)
「昨日聞いたらさぁ、せめて喋って欲しいって・・・あ!言って無いもんそれ!」みたいな感じ?(笑)
なんか、同じランチ頼んでるのに、「なんでお前、ヨーグルト付いてんの?」みたいな。
「あ、ヨーグルトは言ってくれればタダで付くんですよ。」
「言ってよ!!」的なやつなんですよ(笑) その、水神様ともあろうものが。
そして、急のお椀の中の水の中にポチョーンと入ってるあのちっちぇえ粒が、
粒が、あのー・・・あんぐらいのホクロのやついるよな?くらいのあいつが、
「ととう!かかあ!(父さん母さん)」って言うの。
それで、(おじいさんが)言ったまんまの最低限それぐらいして欲しいの(程度の)、
あの、(タニシが)「俺、馬で米俵を庄屋さまの所に持って行く。」と。
持っていくから、「今から馬に米俵を積んでくれ」と。
で、積んだあとに、馬の頭のところにタニシをぺとっと付けてくれ、と。
したら、「あと完璧だから」って言うんだけど、年老いた夫婦じゃん?
何が大変って、米俵を乗せる方じゃん!絶対。
馬を操縦する方は一応、馴れて乗ってんだからさぁ(笑)操縦する方がきついわけじゃなくて。
(そして)その、米俵をセッティングするわけよ。馬の横んところに。
『日本昔ばなし』よろしくね。なんか、あのH2ロケットのサブバーナーみたいな感じで(笑)
こう、ふたつ乗っけたろころにぺとってくっ付けると、
なんかこう、のんきに馬で「はいどーはいどー」なんて言って馬で行くんですよ。
でいて、庄屋さまに行くんですけど、そしたら庄屋さまがバカウケ!
「タニシ居るとは聞いてたけど、喋るって聞いてねーよ!w」と。
「お前、ウケるわー!w」と。「すっげー、ウケるわ。」と(笑)
で、もう、庄屋さまはこの・・・
文章をそのまま言うと、「庄屋さんはこのタニシを手に入れたいと思った。」って書いてあるわけ。
それだから、(庄屋は)悪いやつなのかな?と思ったんだけど、
「じゃあ、自分の娘と結婚させれば、一応身内の者になるから、いんじゃねーか?」
みたいな話になって、娘が庄屋さまのところに二人居るんだけど、
長女に言ったら、
「いくらお父さまのお願いでも、結婚相手がタニシなんて冗談じゃない。」
などと言うわからず屋って書いてあるんだよ!(笑)
いや、わからず屋じゃねんじゃねーの!?ものすっごい・・・
お前、出会い系サイトでいくら今、彼女が欲しくても、
相手の写真見たらタニシだったら、それはパスで、お前わからず屋じゃないだろ?それ(笑)絶対。

で、妹の方は「お父さんの言うことだったら結婚します。」みたいな。
みたいな話になって結婚するわけ。で、祝言(しゅくげん)を挙げるわけ。
でこう、そのあと、すごい仲良くなるから。
ものすごい仲良いんですよ。そのタニシとその嫁が。
すごい仲良くで、いつもどこ行くんでも一緒なんだけど、
帯の結び目のところにちょうど入るらしいんだ(笑)
帯の紐を結んだ所に・・・帯の上に帯紐っていう細いやつあるじゃんか。
あれの結び目のところにキュって入れるちょうど収まりがいいらしいわけ。アタッチメントとして。
収まりがいいから、まぁ、こいつが・・・小粒(タニシ)がフリートークしてくるわけ。
「最近どうよー?」みたいな感じのやついうわけ。
なんか、
「ダヴィンチコードってどっち!?フィクション!?あれ。それともリアル?」
みたいな。ね。
「米倉涼子を最高の美人みたいなことを言ってて、
 ドキュメンタリーはねぇだろう!?」みたいな(笑)
そういうのを言ってくと、(嫁の方も)
(若者風の喋り方で)「マジ思う!マジ思う!」みたいなそういう感じで(笑)
そういう感じで、
「いいよねー。ああいう時、俳優使ってると結局台本だったから
 『俺のせいじゃねー』みたいな言い訳も出来るしね。」みたいな話をしてるわけ。
そうすると、村人とかが「あいつヤッベー、一人で話してる。」みたいな。
「いっこく堂!?お前。」みたいな感じでチャチャ入れられてんだけど、
その二人の夫婦は仲良いから、いつもずーっと仲良く暮らすわけよ。
一生懸命暮らすわけ。
で、したら、ある日、「水神様のお祭りがあるから行こうやー。」みたいな話をして、
こうやって、また一人でずーっと、周りから「あいつアブねーって!」っていう、
「一人で二人の声色使ってゲラゲラトークだぞ。」みたいな言われながら行ったら、
急にタニシが「俺はお参りに行かない」って言い出して、
「ここに置いといてくれ。」みたいな話して、
で、じゃあちょっと置いとくわ、って言って水神様の入り口ぐらいのところに置いて、
ほんでお参りに行って帰ってきたら、タニシが居ないわけよ。
居ないから、これやっべぇ、と。
で、あの、カラスに喰われたんじゃないか?っていう話になるわけですよ。
でいて、したら、近くにすぐ横に所に田んぼがあるから、
カラスが来たんならあの人頭が良いからこっちに逃げるんじゃねーか、みたいなことで、
(田んぼを)パッと見ると、季節だからタニシがウジャジャいるわけ。
ほいで、ひと粒づつ全員声掛けて尋問していくんだけども、
だいたい普通のタニシだな(笑)
だから、まったく話しを聞かねぇっていう。もう、絵で浮かべると
弥次さん喜多さん以上のシュールな感じになってるわけですよ(笑)
だって、着物着てきたやつが膝まで泥田に漬かってタニシ一粒づつに
「あんたかーい!?・・・違ーーう!!」ってやってるわけよ。ずーっと。
ほんでもう、「これはもう私の不注意でカラスに喰われたんじゃねーかな?」みたいな事を思ったら、
後ろから、「おい、おまえー。」って言われるですよ。
お前って言われたから後ろ向いたらそこには立派な好青年が居るわけですよ。
で、(嫁)「あのー・・・すいません。ちょっと、話し掛けないでください。今、大変なんで。」
みたいな感じになって、
「違う。俺だって!俺だって!」、「だから、今、話掛けないで!」
みたいなベタがあって、結果、「俺は突然、こういう姿になったんだ。」っていう。
でいて、その理由は無いのね(笑) 「突然なっ」たっつって。
で、ラスト一行で、「この後お店を出して長者になったとさ。」と(笑)
長者部分はラスト一行でどかーん!と終ってくんですけど(笑)
なんかさぁ、昔の方がハードだね(笑)
物語のはしょり方がハードで(笑) 『タニシ長者』ってこんな感じだっけぇ?みたいな。

もういっこ、『ふぐと鯛』っていう話があって。
それなんか凄いんだよ。
ふぐと鯛がいてそれがこう網に掛かって死んじゃって、で、地獄に行くか天国に行くか三途の川を渡ると。
で、向こうに鬼がいて、まず鯛に
「お前、いいことしてたら天国で、悪いことしてたら地獄だぞ。」って言うわけ。
こんなシュールな始まり方だよ?(笑)ね。鯛と鬼が話してるんだよ?
それで、鯛が
「一応、一生懸命生きてきましたし・・・我々鯛の仲間は結構めでたいとか言われてますし。」
みたいな話をすると、
「まぁ、そうだよな。いろんな祝言の時とか、みんな盛り上がってる時に鯛いるから、
 まぁ、鯛はみんなに喜ばれる魚だから、お前天国に行けやー。」って言って
天国の門みたいの開いて天国に行かせるわけ。
で次、ふぐが来るわけ。で、ふぐに「お前どうなんだよ?」って言ったら、
「私もふぐちりとかになりますから。」みたいな話をするんですけど、
「でもお前、毒あるじゃん!?」みたいな?(笑)
でいて、ふぐにあたって死んだりとかするから「お前は地獄行けよ!」みたいな。
ものすごいシュールな話続いてるわけですよ。
「お前は地獄だ!」って言ったら、ふぐがもう怖くなって、天国の門の方に勝手に入っちゃうわけ。
で、勝手に入っちゃって、ギリのところで「ふぐ逃がさねー!」って言って
鬼がふぐのしっぽをバって取るんだけど、しっぽをバーンってかわして、
鬼に言った捨て台詞が、「鬼は外ー!ふぐは内ー!」って言うのね。
「おっしまい!」だって。
殺すぞー!お前!って思わねー!?
ここまで、ものすっごい振っておいて、「・・・だったと。」って書いてある・・・。
言った言葉が・・・ ダジャレ・・・?
これ、すんごいダジャレ?これねー・・・・「おっしマイケル!」で終ってんの。もうその時点で。
マイケルだったら多分十秒で終らしてくれると思うんだよね。
十秒で終らせるところを「おしマイケル」までのその長い事どーだよ!?
(CM)


それにしても、個人情報保護法ってなんかヤバそうですね。
ま、伊集院さんがいうようによく調べてみないと詳細はわかりませんが、
いづれにせよ、深夜ラジオの良さが失われないことを願います。




※書き起こし文は便宜上、必要最小限の範囲で、表現を改めたり削除した箇所があります。
※誤字・脱字がありましたら教えていただけると幸いです。

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