伊集院光深夜の馬鹿力



2005年8月1日(月)放送分


(オープニングのジングル)

「今週気付いた事。疲れがピークに達すると人は優しくなれる。そして、ピークを越えるとなんかすんごくエロくなる。
 あと、杉本哲太のやったことは赦させれねぇ。」」
月曜JUNK!伊集院光深夜の馬鹿力!

(オープニングテーマ曲)

えー、疲れも恢復(かいふく)しましたんで、もう、別に優しくもなんともないですけども、
あのー・・・乗ってきましたよ!!チャリ!! ・・・もう、何から話そう!?
あの地獄絵図を(笑)
もう、ねぇ、まぁ最近チャリ話をよくしてるじゃないですか?
それでいて、「チャリ乗ろうや」という事になりましてね。
で、元々何がいけないかっていうと、あれだな。
火曜日に颱風が来たんだよね。
颱風が来て、ほんで、雨が降ったせいで野球が出来なかったんだよね。
いつも野球やってるのに。
で、そうすっと、俺、月曜日はこれ(ラヂヲ)の用意があって、
で、火曜日は野球やって、で、まぁ日曜日もジムが閉まる時間が早かったりするから、
この、日・月運動せずに、火曜日の野球ぐらいがやっと体動かしたことになるわけですよ。
で、その火曜が無くなった分、なんつったらいいのかな?
体重増えてる感とか凄いあるの。この三日間で。
ホント、ビックリするよ?
一日、平気で2キロ減りますけど、なんにもしないで2キロ減りますけども、
なんにもしないで4キロ太ることは可能ですからね。
ビックリする。気のせいみたいに4キロ太りますから。

あのー、じゃあ、体力も余ってるから、
構成の前に坐っている渡辺くんといつもジム行ったりしてんですけど、
ジムよりは、仕事も無かったし、あと、颱風一過で晴れが確約されてるし、
っていう理由で行こうか、と。チャリで。
で、「どのくらい乗ろうか?」って話をしたら構成の渡辺が・・・
前に、この番組で小田原からチャリで・・・
そん時は嫌々ね。100パー嫌々ね。もう、1000パー嫌々ね!!
で、小田原から帰ってきたっていうロケを・・・
それこそ構成の渡辺の案7割くらいでやったころあるんで、
(註:以前SPWの企画で伊集院さんは小田原からTBSまで自転車で走らされた。)
「あれがどれくらいつらいかやってみようじゃねーか。」みたいな話になって、
「小田原行こうか?」って話になったんです。
で、水曜の早朝だよね。
4時。4時ぐらいに家出て、「とりあえず行くぞ」って言って。
こっちはもう、それを急に持ち出したようなフリしてるけど、
火曜日やることねぇから、火曜日の午後にチャリの整備とパーツアップを全部完成させてるから(笑)

例のチャリのアドバイス。
まぁ、たまにハガキとか来るんですけど、
(ハガキを)くれた人が言ってた・・・
えーっと、マウンテンバイク用のフレームはそのままでタイヤだけを
ちょっとレーサーっぽいスリックタイヤみたいなのにする、と。
でいて、しかも、伊集院の体重だとホントのレーサーのほっそいヤツは耐えきれなくて、
ちょいとしたカーブでびっくりするくらい面白い形になるから、と(笑)
伊豆修善寺サイクルセンターにも無ぇような形になるから(笑)
ちょい、太めだけどもスリックみたいのに変えるといいよ、って話をされたから、
それをやってもらって。
それが、またねぇ、5、6千円で出来るんだよ。それ自体が。
その、新しい買おっかな?って気まぐれたチャリは12万くらいするのよ。特価で。
特価で12万とかする中・・・、しかも、よくわかんねぇな、ペダル別売りなのねああいうチャル。
チャリ!・・・ああいうチャル!
チャルの方。ごめん。チャリの方じゃなくて。専門家はチャルチャルって言うんで。
まぁ、そのチャルがそのー、ペダルも別売りでペダルも高かったする・・・
意外にいい値段したりするから、あのー・・・
・・・認めねぇよ!!馬鹿か!こんな時に認めてる場合じゃない!
認めてそこを漬け込まれるんだよ!絶対さぁ、みんなに。
だから、一切間違えてないですよ。
チャルと聴こえたのならあなたがラジオを買い換えればいいことですよ。
そんなことは。

まぁ、そのー、で、直したらさぁ、
・・・したら、凄いね!スピード5キロくらい上がるの。
同じ力加減で漕いでるつもりでも、平均18キロぐらいだったやつが23、4キロくらいになんのよ。
あのー、スピードメーター付けてるから。
それこそ、スピードメーターを付ける時は、
「このクソデブ!スピードメーターなんか付けるよりもお前はヘルスメーターに乗れ!」
座布団1800枚くらいのやつを言われながらも、まぁ、スピードメーター付いてるんですけども。
それが、その(スピードが)出るようになったりして。
万全なんですよ。こっちは。
万全なかたちで、「じゃあ小田原行こうぜ」って言ったら、
この前坐ってる・・・筋肉を付けようが痩せようがモテる気配が一切無い・・・ね。
(渡辺くん笑い)
てゆーかさぁ、ホント構成の渡辺くん、何度も言うんだけどさぁ、
もう一緒にジム行くのとかチャリ乗るのとかやめて?
だってさぁ、変な話、構成の渡辺くん頑張り屋のマーくんじゃない。
頑張り屋の。
ただ、いつも頑張りが売り切れてるだけじゃない。
お母さん曰く
「この子はね、頑張り屋なの。
 だけどね、試験で頑張りが全然とれないことで、大学も8年行って卒業できなかったの!」
で、お馴染みじゃない。お馴染みじゃない?
ね?頑張り屋なのはわかるんですけど、
また、こいつ意固地になってやるからムカツクみたいなの。
なんか、凄いスポーツ出来るやつに抜かれるのはいいらしいのよ。
だけど、俺に抜かれるのは嫌みたいなの。
もの凄く、その、あるみたいよ?そういうやつが。
クソデブに舐めれたくねぇ、みたいのがあるから必死こいてジムとか行くから、
体脂肪率とかも俺より下がるし・・・
だって、今、お前181センチ体重84キロとかなってて、
体脂肪率も22、3%になってるから。
もういいじゃん。変な話、俺の目指すところじゃん。そんなの。
でいて、モテる気配が無かったりとか、運動能力が一切上がんないのを見ちゃうと、
俺の心が折れちゃうから、ポッキリいっちゃうから、やめてなんですけども。

まぁ、それで、「いいっすよ僕も。」とか言ってるわけ。
でいて、「言っとくけど、俺、小田原から帰ってきたとき死ぬほどきつかったんだかんね。」
みたいな話をして。ね。
「お前、途中で弱音吐いてると置いて行っからな?」みたいなことを言いながら、
朝、4時スタートして、
横浜で、とりあえず最初俺、快調にとばして、
もう、どんどん構成の渡辺が見えなくなっちゃうから。
こっち(構成の渡辺くんは)ママチャリだからね。
ママチャリ対・・・一応俺の中ではフルチューンだから、
一応、電話で、「横浜の前で待ち合わせにしようぜ。」みたいな。
ずーっと、15号線行って、横浜に着いたら今度その先、1号線に入るから、
「横浜の前で待ち合わせなー。」なんて言って。
「で、一応待ってるから。」みたいな話して、
で、そのあとは、このクソ野郎殺してやろうとしか思ってないから、
死んじゃえばいいとしか思ってないから(笑)
猛烈俺の中でスピード出して・・・
横浜まで何分で行った?横浜まで何キロだっけ?
横浜で30キロくらいのところを一時間ちょいちょいくらいでもう横浜着いて。
ほんで、横浜で「あの馬鹿もう死んじゃってればいいのに。」って思うじゃん。
思うじゃん普通。
「あいつがもう死んじゃってたらすげーめでてぇな。」って思ったら、
40秒ぐらいしてもう来るのよ。
なんだこいつ!?って思って。
ママチャリで・・・しかも、ドンキで二番目に安いやつだよね?
一番安いやつ買えって言ったら「二番目がいい」とか言って。
二番目のやつ買って、ほんで、その、ドンキのママチャリで、それしか差つかなくて。
そん時、何処だった?戸塚?
戸塚・・・ また15キロくらい先だよね?
横浜から15キロくらい先の戸塚あたりでまた待ち合わせな。って言って、
もう完全トップギア入れて、もうアイツが焦って死ぬほか俺の喜びは無ぇ。と思って、
もう小田原、普通に着くのの50倍ぐらいアイツが
「トラックの横って意外に巻き込む風吹いてるな。」みたいなやつで、
ビュワー!ブチブチ!みたいなやつがすっごい見たくなってるから。
・・・あ、今トラック運転してる人気をつけてくださいね。
あんた達、内側巻き込んでっかんね。風、もの凄いね。
横へのスリップストリーム出してっかんね!凄い。
それで凄い漕いだのよ。死ぬほど漕いだのよ。ホントに。
漕いで。戸塚-横浜間ってどれくらいかなぁ?
戸塚-横浜間15キロぐらいだと思うんだけども、30分ぐらいで。。
もう、へとへと。
俺、言っとくけど、タレントさんなのに戸塚の地べたで寝たかんね。完全にね。
地べたでバクバクいいながら寝て、
俺の形の「大」っていうシミがすっごい出来て、横に来たガキに
「あ、ブタ、ブタ。」ってずーっと言われてたのを蹴る元気も無いくらい。
いつもだったら快調に蹴っ飛ばしてるのにもかかわらずよ?
かかわらず、俺の決定力はすごいぜぐらいのやつを見せてやるにもかかわらず、
ね?後半、田中達也並のやつを見せられるのにもかかわらず、我慢ですよ。
我慢するぐらい疲れているのに、
こいつ(渡辺くん)、また40秒ぐらいでまた来るのよ!
腹立ってきてさぁ、もう、すっごい腹立ってきて!
んでいて、俺としての解散は、もう20分くらい差がついちゃって、
こいつが来たところで、
「あ、やっと来たんだ。じゃ、行こっか。休んだし。」
「へぇえ!?えぇ!?おやび〜ん!」
が見たいわけ。
「親分、勘弁してくださいよぉ〜!心臓が止まっちゃいますでゲスよぉ〜!!」
「まだ、止まってねぇじゃん。」
がやりたいのにもかかわらず、むしろこいつの方が、
「混んじゃう前にもうちょっとアレですよ。神奈川抜けましょうよ。」
ぐらいのトーンなのよ。
ムカツクわ。俺の方には劣等感しか残らない。
俺の中にどんどん芽生えてくるのは、「俺、ズルしてる・・・」みたいな?(笑)
その、チャリの性能ですっごいズルしてる感みたいのが来るわけ。
で、こっちもかなり漕ぎすぎてるから、脚パンパンで、
こっちから休もうみたいな事は言えない感じになっていて、

ほんで、その後、少し乗って完全についてきて、
「じゃあちょっと朝、軽く飯でも喰う?」みたいな話して、
えーっと、飯喰いながらこいつが・・・
俺はこいつがヘトヘトなのをすごい馬鹿にしたいのに、
「伊集院さんすごい疲れてるみたいですけど、大丈夫ですか?」
みたいなところから始まって、さらには、なんか
「僕は初めてだからウキウキ走れますけど・・・」
ウキウキだぁ!?と思うじゃん。こっちにしてみれば。
「ウキウキ走れますけど、
 伊集院さんは企画で一回走ったところだから、新鮮味が無かったりしませんか?」
みたいな。俺への気遣いをし始めてるんですよ。すっごく。
それで、なんかこう、
「途中、薬屋があったから、エアサロンパスを伊集院さんに買ってきました。」
みたいな事を言うわけ。
え!?お前、何!?
じゃ、薬屋に寄って40秒差ってことはむしろ抜いてる感じ!?みたいなやつを。
そういう屈辱をずーっと俺に浴びせてくるわけ。
なんか、優しさによく似た?
優しさによく似たけれども、バファリンの半分の成分の優しさの方だけを捨てて、
バファリンはむしろ入れない事にしていた薬剤を入れてるみたいなやつを
どんどん俺に飲ませようとしてくるわけ。
で、俺の中にはそれもあるんだけどもいっこありたかったのは、
前に小田原から東京に帰ってくる時に藤沢んトコにもの凄い長〜い上り坂が
延々と上り坂があって。
で、それを、片道だから上りしか経験してないわけですよ。
だから、あの時の褒美を俺は貰ってないわけですよ。
そこを下りたい。下りたい。
そこを下ると、俺の中で行って来いにやっと。
・・もう、2、3年前だろ?
3年ぶりくらいにやっといって来いになるから、それでいいんだっていう感じが俺の中で出てるわけ。
ほんで、とにかくあそこの坂を俺は下りたいんだ、と。
すっごい坂があるんだぞ?みたいな話をして走ってるわけ。

したらね、途中で凄い気付いたんだけどね、
単純にね、小田原-東京と考えて。
そうすると、東京というのはゼロメートル地帯で有名なところだから、
基本的には標高は絶対に小田原の方が高いわけ。
ていうことは、東京から小田原に行くよりも、小田原から東京に行った方が圧倒的に下り坂の数は多いわけ。
で、こっちは苦しいから下り坂は貰って当然だと思ってるけど、
上り坂に関してはつらいから上り坂の思い出しかないわけですよ。
ったら、途中からその藤沢の手前まで猛烈になだらかな上り坂がものすごい続いてる
っていうことに気付き始めて・・・ もう、俺、死んでしまう。
死んでしまいます。っていうぐらいヘトヘトになってたわけ。
したら、あれ何ていうのかな?
車でドライブとか行く人、わかると思うんだけど、
1号線をずーっと、その小田原もしくは藤沢の方を目指して行くと、
なんか1号線が・・・ なんつーのかな?
左に、左側斜めに曲がりながら右にねじ込んで行って立体交差になって・・・
みたいな道があるわけ。
で、なんか立体交差ってチャリで通っちゃいけない感じがするじゃん。なんか。
上に他の道が通っていたら、通っちゃいけない感じがするし、
あの辺、バイパスとかが多いから。
あれ?これ、チャリ通っちゃいけねぇんじゃねぇかな?と思って、
そのYの字型の違う方の道に入ったが最後、どうやらこれが1号線じゃ無いっぽいの。
で、無いっていうのはわかってんだけど、
無いのは、もう、変な話だけど、もう、70パーくらい無いって・・・
これは1号線じゃないからこのまままっすぐ行っても道を間違えるだけっていうのはわかってんだけど、
これが下りなのよ!これが。
これが下りなの。
それで、今すぐ判断して元の道に戻んなきゃ駄目だって言うのはわかってんだけど、
下って・・・んだこれが!!
それで、下りっていうのは麻薬だね。完全な。
下り坂で判断を少し停止するじゃん。
少し停止すると、漕がないでもどんどん下って行くじゃん。
一分も下って後ろを見ると・・・あ〜ら不思議!上りなのよこれが(笑)
ものすごい上りなわけ。
で、もう完全に、なんかわかんないけど、「俺のせいじゃない!」みたいな事が、どんそん俺の中に。
わかんねぇよ?これは俺は悪くない、みたいなのが。
道路公団みたいなところが、あそこを凄いわかりにくくトリッキーなやつにしたのが悪いんであって、
俺じゃねぇって思うわけよ。
俺が悪いんじゃないんだからいいんだっていう理屈になるんだけど、
どんどん本当の正しい人間の部分が
「でもね、伊集院、誰のせいとか言っても上るのはお前だよ?」
っていうのを小さい声で言うんだけども、風きり音で聴こえねぇ!
爽快な風きり音で。どんどん、もう、あれですよ。
ホント正に茅ケ崎の方に。
まぁ、後々見てみたら、ちょっと大回りで全然元には戻れるんだけど、
もう、渡辺と1号線行くって約束してるから、茅ケ崎の方にどんどん・・・
江ノ島・茅ケ崎みたいな方にどんどん向かってるわけ。
俺が向かわなきゃいけないのは小田原なのに、ちょっとずれてんだよ。完全に。
ずれて、どんどん行くわけ。
で、もう頭の中に、例の江ノ島が。
例の歌が頭の中に響いてくるわけ。
♪今何時ー!?
・・・あ、僕電波時計じゃなですから、少し何秒かはおかしくなってるかも知れませんけれども、
えーっと・・・6時・・・。
みたいな、あの歌が頭の中に凄い。ね。ね?
そうでしょ?
♪何後悔してる!?
原坊と結婚したのはどうなんかな?みたいな。
そういうやつが(笑)
いや、いいカミさんだけども、ツラ的にはいけた感じするな。
みたいなやつが聴こえてくるわけよ。俺ん中には。
それで、どんどん行ったら・・・
もう、どれくらい行ったかな?2、3キロ行ったかな?
2、3キロ下ったら当然ずーっといつまでも下りなわけねぇじゃん。
途中から上りになるわけじゃん。それが。
そこで、はたと気付いたわけ。
あぁ!俺取り返しのつかないことしてる!!
はぁあああ!!俺、取り返しつかないことしてるわぁ!!
みたいな。

で・・・(咳き込む)、したら、そん時に一応カーナビ・・・
GPSの付いてるパソコンの地図ソフトを持って行って、はたはた俺は今一体何処に居るんだろう?
と思って見たら、ま、随分本線から離れてるわけ。
ほいでいて、しょうがないから、
ここを一応曲がるととりあえず元の方には迂回して戻れるみたいなのがあったから、
元上る下り坂でも先行く上り坂でもなくて藤沢橋ってとこだ。
地図見れば多分わかるわ。
みなさん、テクストブックの藤沢橋をご覧になっていただくと、わかるんですけど、
藤沢橋んとこまで下りて来たんだけども、も一回1号線に戻るっていう道を、
こう、走って行くわけ。で、ずわーって走って、頑張ってやっと1号線見えてきて、
で、1号線やっと合流して、ほんで、えーっと、またしばらく、ずーっと走ってから、
構成の渡辺と待ち合わせっていうか、ポイントにしてる所行ったら、
渡辺が「遅かったですね。」みたいな感じになってるわけ。
「伊集院さんももうお歳だし、何よりクソデブですから。ジャバザですからねー。」
みたいな感じの顔で見てるわけ。こいつが。
でいて、あのー、行って、でー・・・
まぁ、そのあと飯とか喰ってて・・・
したら、こいつが妙なことを言うわけ。
「いやぁー、伊集院さんが言っていたあの藤沢の坂、延々と下りですね。
 あれ、上るのは相当大変だと思いますよ。」って言うわけ。
えぇーーーー!!!!??
俺、そこを完全に迂回してんのよ。
そこのみを完全に迂回して・・・。
えぇー!?うっそーん!!と思って・・・
えぇー?俺、ちょっと、も一回行ってくる。
え?も一回行って来ちゃうと、も一回貸しが出ちゃうから意味ねぇーじゃん。
ガッカリしながら、小田原の後、横・・・

俺、また、あとアレにも言っとくわ。
あのねぇ、あのー・・・国土・・国土地理院?
国土地理院みたいなの。ね?
昔、ジュリセン千景がいたところ。
あいつがねぇ・・・
あ、ジュリセンじゃないんだっけ?普通のだよね。
普通のこうパタパタ仰ぐとほんのりいい香りがするだけの方の千景がいた・・・
あの・・・あのな。地名をふざけた付け方するのはやめろ!
あのな、途中な、地元の人は知ってるかもしれねぇけどな、
大坂(おおさか)っていう、大きな坂と書いて大坂っていう地名があってな、
で、そこんとこにな大坂下(おおさかした)ってトコに着いたわけだ。
そうすると、目の前に凄い長い坂があるわけだ。な?
あ、大坂とはよく付けたな。殺すけど。
と思いながら、そこを行くわけだ。な?
ほいで、行って、しばらく上ってやっと大坂終ったかな?って思ったら、
そこの地名が、何だっけ?ナントカ坂下ってまた違う・・・
お前!なんで下から行ってまた下なんだよ!?って思って。
もう一段ありやがんだ。
大坂上(おおさかうえ)がいっこも無いんのよ。
大坂下から上がったらナントカ坂下にまたなるのって全然おかしいじゃん。そんなの。
おかしいじゃん。ほんでもう、なんか、ヘトヘトなりながら行ってさ、
したら、またさぁ、電動付き自転車のじじいがいてさぁ。
前にいてさぁ、されがさぁ、電動付き自転車ってさぁ・・・
俺、乗ったことないんだけど、ホント楽なんだなぁ?あれな。
じじいがホエホエホエホエ〜っていうスピードのまま、
その大坂とナントカ坂を普通のじじいの・・・
横で平気でホエホエホエホエ〜のまま、坂にホエホエホエホエって入って、
ホエホエって行くんだよ。それが。
それが、チャリの車線の真ん中をホエホエ通ってるわけ。
こっち、やっと抜いた後、ヘトヘトになったその横をホエ〜ホエ〜ホ〜エホエで行くわけ。
で、こっち側は凄いのを達成したっていう感じになりたいのに、
じじいがホエホエで上っちゃってるのよりはるか遅く行ってるでしょ?
達成感がないんだよなぁ・・・。

で、小田原な。
やっと小田原。小田原城まであと何キロだかになってきてさぁ、
こーら、小田原着いたわぁー。と思って。
早かったよ小田原まで。
あれ、飯喰ってる時間抜いたら正味5時間ちょいで着いてんだよね。
おそらく、多分5時間ちょいで着いて。
俺、もっと大変な事になる予定だったから。
よくよく考えたら、前の企画の時に途中のファミレスで寝ちゃったりとかしてるから。
寝ちゃったりとか。
途中でわけわかんない・・・かなり東京に近づいてるのに
(池田プロデューサーから)「お前、タマちゃん見て来い。」って言われて戻ったりとかしてるから(笑)
そういう意味じゃ、そういう変なロスタイムがもの凄い多かったのを思い出して・・・
あ、あと、あれ潰れてたよ。俺が寝こけたファミレス潰れてた。
ゴルフグッズ店になってたわ。
で、着いて、したら、朝の5時ぐらいに出て、まぁ、途中飯喰ったり休んだりは入れると、
11時とかそんな時間に着いちゃってんのよ。
もう、かなり途中休んでるのにもかかわらず、11時前だったかな?
小田原着いちゃって。

で、小田原のファミレスかなんかで、
「もう、やることないけど、どうする?」って言ったら
構成の渡辺が、「熱海行きませんか?」と。
確かに一回「熱海行きてぇ」って話をしたことはあるんだけど、
まぁ、行けるとこまで。
あの・・・「峠越えは絶対に無理だから、峠は止めましょう。」と。
「冷静に僕が判断したところ、峠は伊集院は無理です。」みたいな、
またちょっと優位に立った・・・。優位に立ったコメントが。
「僕はなんとかなりますけど、
 箱根の峠を越えるのは、伊集院さんみたいなお気の毒な感じの人は無理ですよ?」
みたいな空気をバンバンだして来るわけ。
「だったら伊豆半島の行けるとこまで行くのはどうですか?」
って言い出して、
「熱海あたりが手ごろだと思いますよ?」
みたいなこと言うのよ。
でいて、今まで走ってきたところが100キロあって、
で、熱海までが26キロぐらいだから、
「あぁ、それだったらいいかな?熱海行こうかな。」とかつって、熱海行き出したんだけど・・・
多分、チャリマニアの人とか熱海にそうやって行った事のある人は、
バッカじゃねーの!?って今思ってると思いますよ。既に。
そのアドバイスはあの時、小田原のロイホ(ロヤルホスト)で言って欲しかったね!!
あの時のロイホでそういう経験者が一人居て、
「お前、熱海舐めんなって!!絶対舐めんなって!!」
って言ってくれればよかったんだけど・・・
あの後・・・
ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!
・・・一回、曲行こ。曲。
えー、口ロロ(くちろろ)で『朝の光』。

(曲)

小田原でさぁ、熱海行く時もさぁ、
この、こいつが自分のマザーとかとみんなで海水浴に行った時に
そんなに険しい道も無く平坦で何より海が見えるから、そこはすごい爽快なはずだ。
みたいなことを言うわけ。
俺、行ったらさぁ、なんかこう・・・
最初の小田原出てから1、2キロは何でもなかったんだけど、
真鶴道路っていうのの入り口が見えてきて、
したら、入り口は有料道路で、チャリは入れないのよ。
チャリは入れないで、旧道の方にチャリは行きなさい、みたいに言われて、
旧道なんて山なんだよ!完全な。
海なんかチラリズムも無しですよ。
海の「う」の時も見えない所を延々と上り坂なうえに、
チャリに対するウェルカムが一切無いから、
あのー・・・なんていうのかな・・・
路側帯ってあんじゃん?
路側帯の白い線は引いてあるんだけど、路側帯は無ぇーじゃん!みたいな?
ていうか、この路側帯は誰が歩けるんだ!?これ。っていう。
紙で出来た人か!?
紙で出来た人が、横歩きするんだったらこの路側帯とやらは歩けるけども、
トントン相撲のやつを一回ピラリと開いてだよ?
かなりゆるくトントンしながら横にずって行くんなら行けますよ。
だけど、路側帯なんか無いも同然なわけ。
しかも、後で聞いたら地元の人も真鶴道路で金を払い続けるのはキツイから、
地元の人の車もそこはメチャメチャ通るらしいのよ。
その・・真鶴道路があるのによ?
で、その、旧道を通るらしいのよ。
で、もう、ビックリするぐらい上り坂なわけ。

・・・これ、ごめんなさい。
あのー・・構成の渡辺くんのことをいつも僕は悪くは言いますけども、
いつも、僕は渡辺くんのことを考えてます。
僕はホント渡辺くんがいてくれたからこの番組も長く続く・・・
みたいなことを建前上はすごい思ってることにしてきましたけど、、
ホントに正直に言う!
9対1とかじゃないよ?100-0(ひゃくゼロ)で!
100-0で・・・ 
その先の・・・ 渡辺は(自分を)抜いていってるわけ。
ずーっと、その先の方に行ってるわけ。
100-0で「渡辺が事故ってくれればやめられる!」ってずーっと思ってた!
あいつの・・・ わかんないけど、俺が走ってるうちに
どっかの上り坂のヘアピンカーブの側面のところに
バラバラの眼鏡とシミがあってくれたら俺はどんなに・・・
(渡辺くん笑い)
俺は全然へこたれなかったけど、
渡辺が事故っちゃったから仕方がないんだっていう結論がもう欲しくて、
カーブのごとにワクワクしながら見るわけ。
見るんだけど、いないわけ。このクソ野郎が。全然いないわけ。

ほいで、暑くて36℃とかあるわけ。
・・・颱風一過ってのは晴れなだけじゃねぇーんだ。
暑いんだよ。ものっすごい!(笑)
36℃で4、5キロ延々と上り坂なのよ。
それも、上り坂も山の上り坂だから、ゆるい上り坂の後に強い上り坂の繰り返しで、
下りは何処に隠してあるんだよ?と思うような感じなわけ。
で、しかも、たま〜に海が見えて、
気分転換できるかな?と、そのはるか下にへ〜たん(平坦)な真鶴道路が見えるのよ。
なんだそりゃ!!と。こっちに言わせば。
エンジンついてる方が上りだろ!お前は!
と思う状況なわけ。
だから、全然海を見ると真鶴道路が見えて殺意しか沸かないから、
もう、真鶴道路見たくないから、海も見ないで、
あと、先を見るとすごい山になってるからホントに下だけを見て・・
下だけを見て延々と行って。

途中で、もうこれはまったくペダルも進まねぇなってなって、
しょうがねぇから、押しててろてろてろてろ歩いてたら暑いじゃん。
それで、販売機で止まっちゃジュースをさぁ、飲もうと思うんだけどさぁ、
したら、このクソバカがさ、荷物を持ってるからジュースを買う金も尽きるわけよ。
途中で。完全に。
あ、ビックリしたよな。湿った札ってさぁ、入って出てこねぇよな?
知ってる?湿った札あんじゃん?
デブのポッケに炎天下入れた札はもれなく湿るっていうのは
日本銀行のほうも考えて欲しいわけですよ。
日本銀行もプラスチックのやつをラミネート加工した札を出せってことなんですよ。
濡れた札。愕然とするよ?
ポケットに最初、三百円と千円札が何枚か入ってるわけ。
それでいて、最初、一本飲んで、次、一本飲んで・・・
もう、変な話、6メートルごとに飲みたい状態だから、
6メートル目ぐらいにもっかい今度出て来たやつで入れたら・・・
ビチョビチョじゃん札が。
これ大丈夫かな?と思ったら出て来ねーんだよ。これが。
出て来ねー上に・・・なんか全部・・・
古いタイプの・・その旧道だから、(古いタイプの)販売機ばっかだから、
出て来ねー上に、「全部買えません」みたいなランプになるのよ。
だから、俺の後に来たデブは怒り狂ったと思うよ。絶対。
誰かデブが、俺の前に来たデブが濡れた札入れただろうな。みたいな。
で、まぁ、なんにも飲むものも無いし。
あと、一応、その、フルチューンした時に
チャリに付けるペットボトルホルダーみたいのをおいてあるんだけど、
これがねぇ、道路に近いところに・・・
こう、横のフレームよりも下に付いてるんだけど、
これが道路からの熱であたたか〜いになるのよね。完全に。
それぐらい暑いのさ。
それで、意識朦朧としてんじゃん。
あつ〜い番茶を飲みながら、だよ。
番茶を飲みながらさ、時たま、こう、ずーっとこう押しながらさ、
下に恨み深い道路なんかを見ていたらさ、
人なんか人じゃなくなるよ!
シルミドみたいになるよ!
なんかわかんねーけど、俺の感じも。ねぇ。えぇえぇ。
でー・・・それで、で、もう、これは駄目だな。
俺の心も完全に折れちゃったかなー?と思って。

したら、こう、ビックリすることに最近ね、これも後付けで聞いた話なんだけど、
東京で名を成した一流のシェフとかはあの辺に店を出すらしいのよ。
一流のシェフとかがあの山の中に会員制じゃないけれども、
ほとんど人の来ないような所に知ってる人だけが来るようなフレンチのレストランをつくる・・・
イタリアンのレストランとかをつくって新鮮な魚もありーのみたいのをつくったりするわけ。
で、そこはとてもじゃないけど、汗ダルマが・・・
あの、濡れてる札は自動(自販機)では使えないから、
そこで何でもいいから飲まして欲しいんだけども、
まぁー、かたくドアは閉ざされてるね。完全に。
で、ドアで閉ざされた前のところで坐ってタバコでも吸おうか、と思って
タバコをずーっと吸っているとさ、意識朦朧としてきてさ、
で、先の方の道をふーって見るとさ、渡辺は当然見えないしさ、
地面からあの陽炎(かげろう)みたいなヤツはうわ〜って上がってるうえにさ、
もう、あ、俺がこうやって見てる首の角度を考えても上がってるな、っていう感じな状態なわけ。
ほいで、その横の所にさ、そういうレストランと、
その辺にポツポツある民家に魚を入れている軽トラの移動の魚屋さんみたいのが通ってさ、
それがもの凄い音量で『おさかな天国』をかけてるわけ。
で、その『おさかな天国』がなんかちょっとテープがちょっと伸びちゃってるせいで

♪さかなさかなさかなぅううん・・・
 さかなーーーーーをーーたべーるとーーーーーーー!!(急に早くなる)
 さかもとも☆◎*%$&#・・・・・(壊れた機械のような音)

ってなるやつが横を通るわけ。
俺おかしくなっちゃったんんだ俺!
完全に俺、おかしくなっちゃったんだって思って、
涙がポロポロポロ出て来てさぁ(笑)
ほしたらさ、それで、
もう駄目だ!よーし!死のう!!よし!死のう!
ぐらいの近さになってるわけ。俺の死への近さは。
したら、さぁ、構成の渡辺から携帯電話が掛かってきてさ、
「伊集院さん今どこに居ますかー?」みたいな話して、
「いや、・・なんか、俺、
 変なすごい小洒落た黄色い壁のレストランの前の黄色い壁を見つめながら泣いてる。」
っていう(笑)
「なんだかわかんねーけど、涙がポロポロポロ出るんだよ。
 この涙をペットボトルに溜めたらおいしいかなー?」
なんて話をしていたら、
「あ、それじゃあ、僕が今いる所すぐなんすけど、
 500メートルぐらい先のところから、ずーっと下りですよ。」
「まじでーーーー!」
♪タラララーララーララーララララ・・・(ロッキーのテーマ)
ってなっても脚は残って(?)ねぇから(笑)
普通にチャリをドボドボドボ押してったら・・・
そっか、あの先が下りなんだけど、宗教っていうのは恐ろしい。
再度言っておきますよ。
宗教っていうのは恐ろしい。
その坂は、変な話ですけど、元々、地球の地形の問題じゃないですか。
ね?旧道で、別に国土ナントカ省とかも大して手も入れてねぇようなトコですよ。
舗装したけども上り下りは元々のもんじゃないですか。
で、なのにもかかわらず、
俺、もう、ちょっと、ホント涙流しながら、渡辺くんの手を握って
「ありがとう!ありがとう!!」
って・・・ お前がありがとうじゃねぇ!!
あれ、お前の造った坂じゃねぇよ!!

(CM)

いや、でも、ホントそのその先の坂がさぁ・・・
でね、もう、ありがたいのをちょっと通り越してて、
で、坂は今度延々坂、下り坂なのよ。
延々下り坂。
で、もう、俺のチャリのメーター48キロ。時速。時速48キロ。
で、もう、死んでいいと思ってるから(笑) 半分くらい。
人に迷惑掛けないようにと思って、
一応、とっさに前から車が来ちゃった時には海側だぁ!
と思うぐらいの心構えだけで(笑)
「お母さん!俺、カモメになったよーー!!」みたいな(笑)
はぁーあーばーーーー!!
喉が沸いてる時にきくと喉にべったりくっつくんだよね。ありあけのハーバー。
みたいなやつの感じで走ってて、
もう、それがあったまくんのよ。途中で。
お前さぁ、あんだけコツコツ貯めた高さじゃん。
なんでそんなに無駄使いすんの?っていう(笑)
すんごい急坂な勾配ですんげぇ下が恐ぇぐらいに下がってて・・・
で、いっこだけ・・・
もう、ねぇ、俺は恐怖スポットとか言われても全然行く人ですけれども、
僕、初めて恐怖スポットで行けない所できましたね。
あのね、真鶴道路っていうのは、
その、バイパスの自動車専用の凄いお金かけて造ったんだろうな、
っていう海抜と大体同じ高さの平坦に行く道路が一個。
と、俺たちが通ってきた135号っていう・・・
ホントに・・・(笑)
あのー・・なんだ、踏み固めて作ったような?
地獄道だよ。地獄道。ね。
ヘルロードだよ。ヘルロード。ね。
ヘルロードが一個と・・・
なんかね、俺は見逃したんだけど、構成の渡辺が言うには
真鶴道路の有料道の入り口の横のところに
旧真鶴道路っていうのがあって、そこは自転車20円って書いてあるらしいのよ。
有料道路で、自転車が有料で20円って書いてあるらしくて。
もう、その道は今後一生通らない。
何故なら、そこが平坦だった時に、俺は20円をケチった為に、
何をやったんだって事に気付くのが嫌だから、
だから、俺はその多少・・・
途中で、僕のその地図をみるソフトっていうのはある程度、
市別とかある程度の単位でDVDから一回パソコンにインストールして見るようになってんですけども、
一応、その海岸線のところは地図から消しましたから。
見えないようにしないと。
ちょっと海岸線平行で走ってんだよね。その道路が。
ただ、その後、絶対直角だよな。
直角に上がるやつだ。絶対に直角に上がるやつだ。
ウィンチの無ぇ自転車は全然登れねぇ所に決まってるって心に決めてるけど、
俺、もし、これからあそこに連れて行って行かれて、
あの20円の道が自転車通れるうえに平坦だったら、俺、死んじゃうから!!
俺、絶対そこで手首をスパーーー!!
胸を自分でズドーーーン!!
真っ赤な蛍が飛ぶでしょう。だから。もー!
ホータル飛んで行け!ですからそれはどうやっても。
まぁー・・・あれは恐かったなぁ。

そっから延々行ってさぁ、したら、さっきの話じゃないけどさぁ、
疲れがピークに達すると俺は猛烈に構成の渡辺くんに対して
すっごい優しくなってるわけだ。
猛烈な仏の感じになってるわけだ。もの凄い。
あと、共有感みたいのが。
いや・・わかったよ。宗教は譬えが悪かった。
そういうことだな。
だって、野球部の猛烈な練習でさ、水とか飲ましてもらえないじゃん。
で、どんどん連帯感とか生まれるじゃん。
それで、監督がさ、「おい、水飲んでいいぞ!」とか言うとさ、
監督のことすんごい良い人に見えるじゃん。
ああいう嘘?(笑)
元々、「飲むな」って言ったのはお前じゃんか。っていう(笑)
元々「熱海までは平坦だ」なんていうゴタクをぬかしたのはお前じゃんかっていう話なんだけど(笑)
なんか連帯感できて。

で、それで終わって湯河原行った時に
もう、ずーっと途中、喫茶店とか入りたいんだけど、
服も汗でビシャビシャだし、黒いリュックが何重にもまだらの模様になっちゃってるんだ。
俺の汗が出ては乾いて出ては乾いてになっちゃってるから。
でいて、何度か喫茶店とかで休みたいなっていうんだけど、
オイオイオイオイ、下手すりゃ地上げ屋だと思われるぞ?と。
嫌がらせ以外の何ものでもねぇーぞっていうツラの二人なんだけど、
ここでねぇ、グッドアイディアが!
素っ裸で入っていい喫茶店があるんですよ。
そう!海の家なんですよ!
海の家だけは上半身裸で、別に普通に爽健美茶を飲んでいても・・・
あのー・・・変な話、
垂れた乳首の先から爽健美茶を注入していても
まぁ、普通じゃないの?って言われるのが海の家なんですよ。
で、湯河原の海岸で海の家に行ってさぁ、
上素っ裸になってさぁ、それでいて、こう、俺はタバコふかしながら
構成の渡辺くんは爽健美茶をチューチューチューチュー・・・
弱った昆虫のようにチューチューチューチュー吸ってるわけ。
もう、おじいちゃんだよ(笑)
急に飲んだら体が受け付けねぇ、と(笑)
それでいてチューチューチューチュー吸ってるわけ。

そうやってみた時に思ったんだけども、
疲れを通り越すと、絶対エロ目覚めるよな?
中肉中背で水着の女に全員に騙されたと思うよ。
全員に。
あの、俺たち、基本的にモテないをこじらした上に
完全にすっぱいブドウになってるから、
ちょっとしたグラビアアイドル見ても一刀両断ですよ。そんなもの。
あぁ、お前どうせ俺とヤラしてくれる事なんかねぇしブスに決定ね。
っていうことに大体なりますけど、
この乳製品め!傷みが早ぇえぞ!
ぐらいのことしか言いませんけど。
まぁー・・・水着のお姉さん達が綺麗に見えるんだよなぁー。全員なぁー・・・。
それでいて、海の家のおばちゃんとかが、
「(明るく)そろそろ、泳いでこないのー?」
とか言ってんのに
「あ、僕、一切泳ぎません。」
とか言ってるから、気持ち悪いんだ。また。もの凄い気持ち悪いんだ。
二人で。
クソデブとややデブの眼鏡が二人で一切海に入るのを断固拒否して
ずーっと、チューチュー海の家に居るのもおかしい感じになって、
ほんでまた、行こうかーってなって、
湯河原越えて熱海まで行こうかって・・・
熱海・・・
またなぁ・・・、熱海ビーチラインですよ。今度は。
で、熱海ビーチラインの入り口に自転車っていう文字が一切無いんですよ。
で、一応、上込みで俺は大型バスだっていうことに見えないか、と。
だから、渡辺くんはその辺でマジックを買って、
俺の側面に窓とか窓から手を振ってる子を描いてくれ、と。
そういうことで、俺もブロロ〜としか言わないから。
あの・・・
ゴン!ダムダムダムダムダムダムダム・・・ ゴンゴン・・・プッシュ〜ダムダム!
アイドリングストップの音の割ときちんとやっていくから。
ファンベルトがだれている感じの音もさせていくから!と思ってるんだけど、
全然駄目で。
でも、どうせこの後、戻ったところでまたあそこ越えるの・・・
しかも、下りの方が急だったってことはもっと急なやついくわけだろ?と思って。
「じゃあ、行く?・・・熱海まで。この旧道で・・・。」
みたいな・・・。
この旧道がまたクソ野郎な旧道で、越えて。(涙声)

で、熱海行って、とにかく最初の目標は行くだけで、
帰りなんか考えてないから、
熱海で、ここら辺で停めて、そこで温泉入って、
空いているだろうホテルに行って、
で、ホテルで温泉に漬かって、更にはマッサージとか、
あと、たんぱく質を摂るのに魚介類とかもさんざん喰って、
ほいでいて、明日の朝、新幹線で帰ろうぜ。
でいて、ここにはチャリ置いていっちゃって、
ほいで、若手の芸人の河野に
「お前、取りに行けこの野郎!」って言って取りに行かせればいいっていう計画で、
熱海に行って。
また、熱海もヘトヘトになって熱海着いてさぁ・・・
貫一お宮の像みたいなヤツあんだろ?(笑)
なぁ。面白くもなんともねぇや、あんなもん(笑) 別にさぁ。
デェヤモンド(ダイヤモンド)に目がくらんだ話だろ?
奥菜恵みてぇーな話だろ?そんなものは。
そのへんにどこでもある話だよ。そんなものは。
と、思うものの・・・もう、輝いて見えるよ。
「やぁ、貫一お宮。」と(笑) いう風に見えるわけですよ。
ほいで、着いて貫一お宮の像の前の所で、
「おーい、渡辺。ここで、しばらくお姉ちゃん見たらホテル探すぞ。ホテル。」
なんて話してたら、おばあちゃんが来て
「どうしたの?」
なんて言われて。こっちは褒めてもらいたいから、
「あのー、東京からねぇ、自転車で来たんですよ。」
・・・
「新幹線があるのに?」
(渡辺くん笑い)
そういうことじゃねーよ!!
そういうことじゃ、お前、無いだろう!この野郎!お前!!
渡辺と俺とその伸びきったおっぱいを両方持ってブンブン回して海に投げてやろうか
って思うわけですよ。
ほいでいて、
「今日来て良かったねー。」
なんて言われるわけ。
で、「なんでですか?」って言ったら、
「今日はね、熱海の浜でものすごーい花火大会があるからね、
 もう、凄い人でね、どこも、もう旅館がいっぱいでねぇ・・・えぇーーーー!!!!!

まぁ、この先、色んなホテルとか旅館とか
「一部屋でいいです。一部屋でいいです。」って言っても一切無いな。
で、また、負の方へのタレントパワー凄い出てるでしょ?
完全にこいつ気持ち悪りーっていうタレントワパー出ちゃってるし。
(泊まるところが)無くて。
しばらくスカイラークでな。ずーっとスカイラークでボーっとして、
で、ドリンクバーに何度も何度も行って。
で、夜も遅くなってから、一軒ビジネスホテルみたいの見っけてな。
ほんで、「一部屋だけなら空いている」って言われて、
構成の渡辺と一緒にビジネスホテルに泊まるわけですよ。二人で(笑)
でいて、行ってすぐ、ホテルは・・・
料理を食べたいんですけど、あの、料理が、あのー・・・
カップヌードルのカレーとシーフードっていう・・・
で、まぁ、一応、構成の渡辺くんと
「うん・・・。熱海だから、シーフードかな?」
っていう話になって(笑)
シーフードのヌードルを食べて・・・
いや、ホントねぇ・・・。あのー・・・
いいんだよ?別に。いいんだけどね。そんな、全然いいんだけど・・・

(CM)

ファックス!!
ファックス来たんですけども、これ大変なことですよ。
石井さんっていう方から。
「こんばんは。お話にあった藤沢はこういう感じでしょうか・・・」
っていって図が描いてあって、まさに俺が通った感じになってるわけですよ。
俺、だって、この最後に迂回してから戻って来た所にメルシャンの工場あったもん。
メルシャンの工場の横の時に一回チェーン外れて、死にそうに・・・
手の先泥だらけにしながら、
「えーん(泣)。渡辺くーん!渡辺くーん!(涙声)」
ってなっていた時だもん。
で、そん時にさぁ、
「俺さぁ、4年ぐらい前にメルシャンのCM出てたタレントなのに(涙声)」
って思いながら、ずーっと頭の中で「メルシャン♪」って言いながら、
あぁー、死んじゃいましょう。って思っていたとこだから、これは間違いない。
道的には。
でも、このまっすぐ行ってるこの藤沢の道路は
彼の書いていることによると「自動車専用道路だから自転車の走行は不可なのでは?」
って書いてあるよ。これ。
出た出た出た!出たよ!
そう言うことだとするとこれは・・・
あのね、わかんないけど、
「一般的にこれぐらいのことはいいんではないの?」
みたいなことで、それこそラジオで発表しちゃったりするケースっていうのは
似た判例を言うと・・・まぁ、あのー、
「18でお酒飲むことももあるんじゃねぇーの?」
って思ってるぐらいの甘さの・・・こう・・・
アナウンサーが。
アナル間さんが・・・
アナル間アナさんが袋叩きになったりとかしてるかんね!
そういう意味で言えば。
自首しろって!!
確かに、俺は前にこれ逆側から来てるんだと思うんだけど、
それは、前回、小田原から来た時は、
じゃあ、お前もここ通ってるじゃん。っていう意見もあろうけど、
あれはああいうラジオドラマでいつだったじゃん?
ただ、お前は走ったよね?ついこの間。
自首したらどうなのさ?
自首して?悪いすけど。「水曜日に通りました。」って、言って言って。
これ、ちょっと・・・
じゃあ、わかったわかった。
でもさぁ、わかんない。
この人の勘違いかもしんないじゃんか。
見て来いって!!
(渡辺くん笑い)
チャリで見て来いって(笑) チャリで行って。ね?
俺はいい(笑)
俺はもう一生いい(笑)
・・・あー、でも、変なもんだよね。
一回熱海まで行っちゃうと、小田原まで明日行って来いって言われたら・・
別に、じゃあ行ってって言われたら行かないけど、そんなに嫌じゃない(笑)
帰ってきてから、
別に今テレ東まで40分ぐらいチャリ漕ぐのなーんでもなくなっちゃったんだよね。
あまりにも地獄を見ちゃったもんだから。
でもね、思ったなぁ。
熱海のスカイラークでクソみたいになってるわけ。
こっち側にしてみれば。
大っきめのうんこが二つ置いてあるわけですよ。
ドリンクバーの近くにうんこを置くのはおかしいんじゃないの?みたいな感じですよ。
日にも焼けてるし。
したらさぁ、今、冷静な目で見ればわからないけど、
脳内ではお綺麗に見えちゃうような水着のお姉さんとか居るわけ。
来るわけ。それでいて、
「伊集院だ。伊集院だ。」とか言うんですよ。
それで、・・・これ、すごい弁解しておきますけど、
そこで二人ぐらいに
「え?どの辺泊まってんの?」って訊きました。
勇気出して。
訊きましたけど、ナンパじゃねぇよ!!
泊まるところがホントになかったんだよ!
そこを、なんかお前の口から紹介して布団部屋が欲しかっただけだからな!
ふざけんなよなぁ。ほんとなぁ。。

で、また、次の日新幹線に乗ったらビックリだね!
30分で着くね。東京まで。殺してぇ(笑)
ホントなんかわかんねーけど、新幹線を造った男たちにモノを申したい感じするぐらいのとこだね。
ただ、いっこ不備がわかった。
行く前に今まで、ハガキで「お水をくださいね」っていうハガキがあったらくださいねって言ってて、
なんだかんだで20枚か30枚くらい来てたんですよ。
それを、地図ソフトに全部貼って、いつでもお水を貰えるようにしていたんですけども、
まず、一つね、あの山の中に住んでいるリスナーが居ない(笑)
あの一番お水が欲しい時に住んでいるリスナーが居ないってことがまず一つと、
もう一つはあれだけキツイとGPSが付いてるから
現在地から一番近いリスナーの家は出るんだけど、
そこまで横道にそれる余裕が(笑)
余裕が無いから・・・したら、あれ、なんかねぇ・・・
みんなでサイクリング行く?
ハッキリ言って俺のこと絶対嫌いになるけど(笑)
最後までもの凄い一体感生まれるかもしんないけど、
そういうのを宗教っていうんじゃねーの?(笑)
だからやめます。それはやりませんけど・・・
次、ちょっと渡辺、あれ行くぞ!
九十九里!九十九里。
九十九里行くぞ。
いや、なぎらさんに聞いたら結構九十九里の方は、上り下りは・・・
うーん?(渡辺くん笑い)
・・・どうかな?(笑) おい。どうかなおい(笑)

(CM)



以上です。
伊集院さんは50分近く喋っていましたね(笑)
ところで、なんだかシーフードヌードルが食べたくなりました(笑)




※書き起こし文は便宜上、必要最小限の範囲で、表現を改めたり削除した箇所があります。
※誤字・脱字がありましたら教えていただけると幸いです。

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