伊集院光深夜の馬鹿力



2005年5月9日(月)放送分
オープニング早々、(#゚д゚)プンスコ!とおかんむりの伊集院さん。さて、その理由とは?

あのー・・・えっと、あれだよ。新居。
新居にさ、新居にこう・・・住んで色々必要な物があるからさ、ゴールデンウィークに。
人でごった返す池袋に行ったわけ! したらさぁ! 
俺のメインバンクのね・・・あのー・・・銀行名出すと後で喋り辛くなってくるから抑えて、抑えて。
興奮しながら生放送難しいなぁ!?なんかなぁ?
したらさぁ。
他の有名銀行はさぁ、全部さぁ、あのー、系列会社は駄目でも、系列の、なんていうの?
いつもだったら、手数料さえ払えばさぁ、
どこの銀行のATMコーナーでもお金出てくるマシーンに・・クレジットカード?キャッシュカード?
なんつーの?ああいうの。・・・銀行のカード入れるとさぁ、お金が出てくるじゃないですか。
ほんでー・・・したら俺の銀行のみじゃねーんだろうけど。
俺の知ってる銀行の中じゃ、俺の銀行のみぐらいが、なんか「ゴールデンウィークは休みてぇ」と。なんか。
銀行の社員全体で。もう、バカンスで。「潮干狩る。」と。
知らねーけど(笑) (休日の)使い方知んねーけど。
みんなで蛤(ハマグリ)を掘って?掘って!?
それでいて、頭取あたりが「夜の蛤も掘らしていただけないかな?」みたいな!!?
みたいなやつを!!!!
(渡辺くん爆笑)
いや、もう、若者向きの番組とか関係ないよ。
もう、チョビヒゲ生えちゃったから。最初の一言で生えちゃった。もう、関係ないよ。
だから、「ゴールデンウィークは暦(こよみ)通り休みます」ぐらいのテンションで、
なんかこう、「(お金は)引き出せません。」
引き出せませんどころか、銀行の入り口のATMコーナーみたいなやつのシャッターみたいの全部閉まってるわけよ。
でいて、「暦通り休みだぞ」みたいの書いてあるわけ。
ほんでいて、こう、じゃあそのー・・コンビニのATMみたいの・・・。
コンビニは「コンビニ」って言うくらいだから、コンビニは日本語に訳すと何かそういうやつだからさぁ。
そのー・・・あれだよなぁ?
だから、コンビニのATM行ってさぁ、いつも使ってるカード入れて、
そしたら「暗証番号どうぞ」っていうから暗証番号入れてさ、
ほいでその後、「お引出しになりたい金額はおいくらですか?」って言うから
「10万!!」つって言ってやったよ!! 「10万円だー!!!」って言ってやったよ。ね?えぇ。
ほんで、そのー、「10万円」って押してたら、
「この時間この銀行のカードはお取り扱いできません。」みたいなことを言ってるんです!
お前、じゃあ、なんで暗証番号とか、俺が今10万欲しい事とか訊いたわけ!?なんか。
関係・・・ 最初に入ってた途端に「ブバァー」って出しゃいいじゃん。
最初に入れた時点でカードを一回振って入るなりのどチンコに割り箸が当たったみたいに、
「うえ"〜・・・」って出せばいいじゃんか!!「ペッ!!」って。
これを一回暗証番号(を入力させたりしたら)・・・期待すんじゃんか!?こっちだって。
んで、暗証番号押して、ね?三万桁くらい押してさぁ(笑) 
ほれで、次、「10万」押してさぁ・・・「確認」っていうのは俺の確認だろ?あれ。
「確認」っていうのは俺が「10万円でいいんですね?」の確認だろ?
ったら、「確認」って押すさ。そら、10万円欲しいから。
ほしたらさ、向こう(ATMが)
「(泣きそうな声で)この・・・なんかわかりませんけど、その銀行・・その銀行だけは・・・ダメなんですよ。
 10万円下ろしたいのに可哀想ですね。・・・いやいやいや、聞きましたよ?10万円下ろしたいんでしょ?(笑)」
みたいな感じで(カードを)出すんですよ。そいつが。

ほんでさぁ・・・なんかその・・これはもう絶望だ、と。
ポッケに三千円しか入ってなくて、で、しかも、よくよく考えたら
俺はこの三千円をいつ下ろしたのかな?と思ったら、二週間前ぐらいに一万円下ろした残りなんですよ。
だから、結構やっていけるんですよ。僕。(笑)
普通の時は三千円でやっていけるんですけど、マットレスを買いたい日の三千円は絶対駄目なんですよ!!
昔からよくことわざでも言うんですよ。
「マットレスを買いたい日は※☆〒∞・・・!」みたいのー!
(渡辺くん笑い)
言うんですから!だからもう、三千円じゃ、もう手も足も出ないんですよ。
体育マットレスの耳一つだって買えないんですから。あんなもん。
耳だけで売ってないから、がその理由(笑)
で、もう、そんでもう、これは終ったな、と。
俺の人生ももう終って、もう一生ね、マットレスに体を包み込まれることもなくですよ。
いずれ、床ずれが出来ですよ。
ね、それから家族からも嫌がられですよ。
そんなことになるんだな。みたいなことになって。かなりトボトボ歩いて・・・
まぁ、隣に一緒の家に暮らしてる後輩芸人の河野和男が居たんですけど、
で、河野の手前もさぁ、後輩芸人に対してちょっと威嚇しときたいわけですよ。
「あいつは・・・」みたいなこと思われたくないですから。
だから、もう「ちょっとマットレス買いに行く」ぐらいのこと言って。
まぁ、「俺ぐらいの芸人が買うマットレスは凄いぞ」と。
「もう、ふかふかだぞ」と。ね。
変な話、パッと寝るじゃん。
マットレスの形を確認してパッと寝た後に、「あ〜、天国か。ここは天国か・・・いや、マットレスだ。」
ぐらいのマットレスを買うぞぐらいのことを言ってるわけですよ。
で、もう、ずーっと、これはリアルな話なんですけども、
「マットレスに凝らない芸人は駄目だ。」みたいな変な説教もしてますよね(笑)
今思い出しましたけど、銀行への道すがら僕言ってますよね。
「そのマットレス程度の厚みの芸人にしかならない。」みたいな話をしてて、
「芸とはマットレスだ」に近い話もしてるんですよね。なんかね(笑)

(中略)

そして、池袋にあるビックカメラ内の羽毛工房に行き・・・

それで、そのー、羽毛工房に行ったわけです。
したら、まぁーね!羽毛工房に行ったらまぁ、羽毛でふかふかの布団は有りですよ。
テンピュールの枕は有りですよ。
そんな中、マットレスコーナーに行ったらですね、「低反撥マットレス」だと。
しかも、NASAが開発した低反撥ウレタンを使った、もう、あの、
画期的なマットレスこと「低反撥マットレス」というのがございます、と、店員さんが言うわけですよ。
で、「試しに寝てごらんな。」と。ね?
そん・・そんなことを言って口説いてくるのはわかってるんですよ。
僕が寝たら最後、まず店員さんがスッと横に添い寝してきて、
耳にフーフー息を吹きかけてくるのはわかってるんですけども、まぁ、一応・・・
まぁ、一応リアクション取りやすいように・・・
「そうは言ってもマットレスでしょ?ねぇ?低反撥つったけど。ちょっとだけ寝ますよ?
 ちょっとだけ寝ますけど、僕は正直ですから、ね?なんかこう、低反撥マットレスに寝かせてもらったからっていって、
 すぐに気持ちがいいとか、そういう風にはならな・・・
 すっげぇ気持ちいいですね!!?これ!!」

・・・てゆーか、今日、ミキサーがマイクのボリュームをいじるの嫌でしょ?(笑)
気付いちゃった今。嫌そうな顔したもん(笑)俺に。
「普通の芸人は低反撥マットレスのくだりでここまでレベルが振り切れない」の顔を今したもんね。(笑)

でまぁ、それでさ、(低反撥マットレスが)欲しいわけ。
で、したら、普通のマットレスは五千円くらいなんだよね。あの、(安いのは)三千円ちょいくらいで・・・
低反撥マットレスは安いやつでも四万円とかする・・・!マットレスで。
マットレスで四万円なんだよ?四万円のマットレスなんだよ?
「マット、四万円です!」なんだよ?ねぇ?(笑)
それで、これどうしようかと思って、ちょっと寝ちゃったし、と思いながら、
あと、横で河野和夫が「どうでんの?」って顔をしてるわけ。
なんかこう、「芸人はマットレスなんだろ?」っていう顔をしてるわけよ。
でも、こっちはデビットカードがあるからいいや。と思って、
「じゃあ、わかった。その四万円のマットレスをくんねぇ。」と。
そしたら、「セミダブルと普通のシングルがありますけど?」みたいな話になって、
じゃあ、一応「セミダブルをくんねぇ。」と。
したら、「セミダブルは倉庫に行かないとないんで少々お待ちいただけますか?」みたいな事を言われて。
(以下しばらく落語調で)「おうおうおうおうおう・・・。俺はそんなに心の狭めぇ人間じゃぁねぇ。」と。ね?
あの、
「そのへんで、またぁ、マットレスガバーなんてぇのも見てるから。
 おまいさん、じゃあちょっと倉庫まで行っておいでな。定吉!?定吉!? マットレスのご注文がはいったよ!?」
(定吉)「へーーーーい!! ・・・低反撥マットレス。低反撥マットレス・・・」ですよ(笑) 
落語の修業しといて良かったですよ。これ(笑)
で、まぁ、その、定吉が・・・ビック(カメラ)の胸のカードに「定吉 研修」って書いてあるやつが、
その、マットレスを取りに行って、その間、したら今度、枕が・・・
「枕も、今こう、低反撥なんですよ?」みたいな話をしてくるわけ。
で、暗に
「マットレスを低反撥にしてるにもかかわらず、枕の方は低反撥じゃ無いっていうのは・・・どうかな!?」
みたいな?(笑) 
ちょっと空気を出してくるんですよ(笑)
「いや、駄目ではないですけれども・・・マットレスが低反撥低反撥低反撥・・・ 
 で、首んとこだけちょっと普通の反撥だった場合に!! ・・・(小声で)どうですかねー?」
みたいな感じのことを(店員さんが)言うわけですよ(笑)
だから、それは
「みなまで言うな。みなまで言うな。」と。ね?(笑)
「みなまで言うな。そりゃーそうだよね。
 低反撥で腰が来たら首も低反撥じゃないと、これ、おかしなことになるじゃないですか。」
っていう話を僕が。
そりゃ、もう全部わかってる。 「全部、先代から聞いてるよ?」と(笑)
ねぇ(笑) それでいて、まぁ、「低反撥の枕を持ってこい。」と。
して、低反撥の枕が出てきて。ほしたら、なんかこう、シートとかも、
全部カバーするやつとかが・・・その、シートのセットみたいのもあるから「それも。」みたいなことも言って。
で、あと、豪儀になってるから河野和夫に
「おーう!! お前に駄マットレスを買ってやる!」みたいな話になって、
三千円だか五千円だかのマットレスをやって。
布団売り場デカイから、それを全部、こう持ってさ、そのー、レジのところにこうやって置くわけよ。
置いて、梱包みたいの始めてるわけ。
したら、定吉も帰ってきて、定吉の低反撥も全部梱包されたところで、
で、「七万円でございます。」みたいなことを言うんですよ。
でいて、ちょっとドキッとはしたんだけど(笑)
「七万円か・・・ちょっと調子乗ったなぁ・・・。」みたいな感じはあったんだけども(笑)、
ほんで、その銀行のカード渡して・・・
したら、すっげぇしかめっ面なの。その、レジの人が。
何かと思ったら、
銀行のカードも、他のほとんどの銀行は使えるんだけど、
「おまえさんのなんかその・・・へっぽこ銀行は、へっぽこバンクは、ゴールデンウィークの祝日は使えねぇ。」
みたいな話して・・・。 
三千円しかねぇーって!!!
(渡辺くん爆笑)
ないよ(笑)
まぁー・・・ビックの羽毛布団の人たちが凄いチームワークで梱包してるのが見えるわけだなぁ(笑)
これに関してはクルクル・・・。
なんか、梱包用のやつあんじゃん。
なんか、しゅるしゅるしゅるーみたいなやつ(笑)
なんかわかんないけど、「俺も梱包してくれ!」と思うような(笑)
でっかいやつを台の上に乗っかると、下からしゅるしゅるしゅる・・ってなって、
く、勝手にキュッて締まってプチンって切れるやつあんじゃん。
あれで、(梱包を)やってんだよ。
ほいで、「これやっべぇ!」と思って。
「ちょっとまってー!ちょっとまってー!」つって。
(再び落語調で)
「みなさん。ちょっと・・・集まんな!集まんな。
 集まんな。・・・あー、前の奴が詰めねぇと奥のモンがはえねぇや。
 あー・・・まぁ、な。最近、こぉー、寝具を買うときに豪気に振舞う人間がいるなんて、
 あたしのことを云う人が居る様だけれども? それはちょっと違うぞ?」
みたいなね(笑)
だってデビットが使えないんだもん(笑)
もー、それでさぁ・・・
「(申し訳無さそうな声で)すみません・・・あのぉー・・・すぅー・・・
 ちょいとした手違いで・・・ ・・・やっぱ、いらないですぅ・・・」
(渡辺くん爆笑)
そんの時のテンションの下がり方?(笑)
そのね、薦めるままに馬鹿だからおだてられて色んな物を買う客が来た時の
周りのその、店員さんグループとしたら、もう「ボーン・イン・USA」ですよ。みんな。
もう、凄い勢いで「うわぁーーーー!!!」ってなってるし、
もう、前の方の本多芸能がすっごい抑えてるのに、
「布団!!布団!!」ですよ。もう、凄い勢いで(笑)
なってんのにもかかわらず、シューン・・・・として。みんな。「なんだこれ?」みたいな。
(以下略)

結局、伊集院さんはゴルデンウィークに新居の為に色々買い物をする予定だったらしいのですが、
なにもする事が無くて散々だったようです(笑)



ペンネーム・チャーハン八人前店長が考えた『こんな店ねぇかなぁ?』改め『トレンド腐ったたまご』のコーナー。
こんなサービスがあったらいいなと思うニュービジネスのアイデアを募集しているコーナーです。

ペンネーム・乙女王メイリン。
「メイド献血ルーム」。
秋葉原とかにあるメイド喫茶の要領で、メイドさんがおもてなししてくれる献血ルームがあるといいかと。
私は献血することがあるのですが、いつ行っても「血液が不足してます。血液が不足してます。」と言っているので、
これを秋葉原に作って、秋葉原にたくさんあるメイド喫茶に通う人をターゲットにしてガンガン献血してもらえばいいんじゃないのか。

これも、なんか全然間違いじゃなくてー。そうなんだよね。
今までは献血みたいなものはその人たちの持ってる・・・なんつーんですかね?
こう、そのー・・・優しさみたいなものに訴えてきたんですけど。
でもほら、献血も痛いですし、ねぇ。
それから、ちょっと怖いとかって言う人もいますから。献血した人にちょっとしたご褒美・・でも、金品だと売血じゃないですか。
だったら、気分良く献血してもらおうっていうことは全然間違ってないじゃないですか。
だから、ジュースとかちょっと違うよね?なんかねぇ。ジュースとかじゃなくて・・・
メイドさんが出てきて、なんかわかんないですけど、「血ぃ抜くにょ?」みたいな話すりゃーいいんじゃないですか。
わかんねーけど(笑)
「血糖値が高すぎていらんにょ!アンタの血。」みたいなのも(笑)メイドさんが言ってくれれば・・・
絶対いいにょ?いいにょ!いいにょー!(笑)
にょすから。そういう風にしていけば、その、血液の不足とかも全然解消なんですよ。これ。いいじゃないですか。


この案はまったくもって賛成。
日本赤十字はマジメに検討していただきたい(笑)
ところで、伊集院さんはメイドなどの単語が出てくると必ず語尾が「にょ!」になりますね(笑)



※書き起こし文は便宜上、必要最小限の範囲で、表現を改めたり削除した箇所があります。
※誤字・脱字がありましたら教えていただけると幸いです。

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